実写映画『3月のライオン』第3弾キャスト情報が解禁 高橋一生・岩松 了・斉木しげるらが出演
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2017年春に前・後編2部作で公開される映画『3月のライオン』に、高橋一生、岩松 了、斉木しげるらが出演出演者することがわかった。
『3月のライオン』は、ヤングアニマル(白泉社)で2007年から連載されている羽海野チカ原作の同名漫画を実写映画化した作品。幼くして家族を事故で亡くし、孤独に生きてきた17歳のプロ棋士・桐山零が、川本あかり、ひなた、モモの3姉妹との出会いをきっかけに成長してく姿を描く。
これまでに、『るろうに剣心』で知られる大友啓史監督がメガホンをとり、主人公・桐山零を神木隆之介が、その他にも佐々木蔵之介、伊藤英明、加瀬亮、倉科カナ、有村架純、豊川悦司などの出演が発表されていた。
桐山零役の神木隆之介 (C)2017 映画「3月のライオン」製作委員会
第3弾のキャストとして発表されたのは、高橋一生、岩松 了、斉木しげる、中村倫也、尾上寛之、奥野瑛太、甲本雅裕、板谷由夏という面々。個性派・演技派キャストが揃い踏みとなった。
更に公開日も発表となり、前編が2017年3月18日(土)、後編が4月22日(土)となった。
今後、主人公・零の“心友”として人気のキャラクター、二海堂晴信役を含めた第4弾キャスト随時発表されるとのこと。今回発表の各キャストのコメントは以下のとおり
●高橋 一生・・・林田高志(はやしだ たかし)役
大友組の素敵な世界観の中で、原作のように温かく、それでいて映画的な時間を過ごせました。
作品を観てくださった方たちが、どう感じてくださるか、今から楽しみです。
●岩松 了・・・神宮寺崇徳(じんぐうじ たかのり)役
『3月のライオン』に出るんだって話をしたら、原作ファンの知り合いから「この役でしょ?」と即当てられました。
むむ。将棋連盟会長、意外なキャスティングのはずなのに。
●斉木しげる・・・柳原朔太郎(やなぎはら さくたろう)役
「もう一度行きまーす。」大友さんの声。
十数回続く。
何だかどんどん楽しくなってくる。
そんな感覚は初めてだ。実に不思議だ。
もう演ずるって感じではないな。
さて、どんな風に私は存在しているのだろう。
●中村倫也・・・三角龍雪(みすみ たつゆき)役
悩める天才・桐山くんの周りでわちゃわちゃとしてる愉快な先輩コンビの一角。原作を読んだ時の最初の印象です。
しかし役と向き合っていくほど〝軽さがモットー〟な棋風ながらどうしても重くなってしまう、
三角という男の美意識の高さと繊細さと優しさを知り、それに共感しながら創り上げることができました。
相方松本くんとの掛け合いに桐山くんが困惑する様を、是非皆さんに楽しんで頂けたらと思います。
●尾上寛之・・・松本一砂(まつもと いっさ)役
将棋、そして原作が大好きで、大友監督がつくる3月のライオンの世界を生きる事が出来て夢のようでした。
松本一砂を全力で演じさせて頂きました。スミスとの掛け合いを楽しんで頂けたら幸いです。
●奥野瑛太・・・山崎順慶(やまざき じゅんけい)役
「将棋を指す」ということが、これほどまで過酷なものだということを今作品で初めて知りました。
テレビでよく見るあの静かな対局の風景からはとても想像できないほど
プロ棋士達は命がけでしのぎを削っているのだなと。
撮影中指す一手一手にその重みを感じ取りながら臨みました。
知力・気力・体力全て振り絞って、盤の上でバチバチに喧嘩しております。
参加させていただきとても楽しかったです。
●甲本雅裕・・・安井学(やすい まなぶ)役
妻も子供もいるオトナの男の愚れた様を誠実に演じてみました。
御覧になられた全ての方にダメ男と思ってもらえれば幸いです。笑
●板谷由夏・・・美咲(みさき)役
大友組は温かさと緊張感のある素晴らしい現場でした。
あの日々があの台本がどんな映画になるのか、とても楽しみです。
●大友啓史(監督)
一見平凡に見えるようなどんな人にも、必ず人生のドラマがある。
原作の『3月のライオン』は、そんな真実をさらりと感じさせてくれる稀有な作品です。
主人公である桐山零君を取り囲むすべての人物たちが、まるでその人が実在するかのような唯一無二の個性と、頬ずりしたくなるような愛しさを持ったキャラクターばかり。
そんなキャラクターたちを、今回発表されたキャストの皆さんが、映画という限られた時間の中で見事に体現し、零君を巡る物語をより豊かに彩ってくれました。それぞれを主役にしてスピンオフを創りたい、そんな衝動すら覚えます。唯一無二の魅力的な俳優たちが奏でる人生のアンサンブル。映画『3月のライオン』、どうぞご期待ください。
映画『3月のライオン』は前編が2017年3月18日(土)、後編が4月22日(土)から全国ロードショー