欅坂46・石森虹花 「脳みそまでテカテカ」青木玄徳のキャラに「泣きました」 映画『コープスパーティーBook of Shadows アンリミテッド版』初日舞台挨拶
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左から、欅坂47・石森虹花、前田希美、山田雅史監督
9月10日(土)、映画『コープスパーティーBook of Shadows アンリミテッド版』の初日舞台挨拶が、東京・キネカ大森にて行われ、キャストの前田希美、欅坂46・石森虹花、そして山田雅史監督が登壇した。
『コープスパーティー Book of Shadows』は、同名ホラーゲームを生駒主演で実写映画化したシリーズ第2弾。呪いのおまじない‟しあわせのサチコさん”を行った事で多くの仲間を失った女子高生・直美(生駒)が、悲劇の舞台となった天神小学校へと再び戻り、死んだ仲間たちを取り戻そうとする。公開がはじまった『アンリミテッド版』は、これまで劇場で上映されていた通常版に、カットされた残虐表現やグロテスク表現などを加えたもの。イベントでも、恐ろしいシーンをめぐる逸話が飛び交った。
左から、欅坂47・石森虹花、前田希美、山田雅史監督
前作で惨劇の引き金を引いた委員長あゆみを演じた前田は、「今回は成長・心境の変化を表現することが大変だったのですが、その中で生駒さん演じる直美と一緒にいるシーンが今作は多かったため、最初から近くになりすぎないように監督とお話しして直美との接し方を決めたりし、前作と変えました」と役づくりを明かす。
あゆみの姉ひのえ役の石森は、前田の腕を引いて逃げるシーンでのエピソードを振り返った。石森は「私が前田さんにお芝居とはいえ遠慮をしていて、強く腕をひっぱったら痛いのではないかと思い加減していたら、それを察して『思いっきり引っ張っていいよ!』と言ってくださって」と話し、「最後は腕が外れるんではないかと思うくらい強く引っ張ってしまいました」と撮影を振り返った。
また、石森は高校時代の恐怖体験についても告白。「1年生16歳の時、友達と写真を撮ると左肩の後ろに白い顔が写っていて。その顔が笑っていて。怖いので和尚さんに見せにいこうと思いお寺に入った瞬間、携帯の電源がつかず、結局、写真を見せられませんでした」と明かし、「お祓いしてもらい、数珠とかもらい、今もずっとつけています」と作品顔負けの心霊現象を語った。
また、石森は青木玄徳演じる刻命とのシーンを振り返り、「(青木が)硫酸で顔がただれて脳みそまでテカテカにみえながら怒って追いかけてくるシーンがあるのですが、なぜ気絶しないのか? なんで生きていられるんだろうと疑問をもちました。特殊メイクを終えて部屋からでてきた姿を見たら本物だと思い、泣きました」と、同作の怖さを語った。
また、山田監督は劇中のゴキブリが登場するシーンについてコメント。「50匹を死体の傷口から出すということを思いついて、スタッフみんなで頑張りました。チューブを作って、傷口から出して、ゴキブリの導線を作って、完璧にうまくいくと思っていたのですが、いうことをきかなくて溢れ出してしまって。撮影が終わった後が大変でした」と振り返る。
また。山田監督は前田の演技に触れ、「ホラークイーンとして本作をよく研究されつくしていて、今回もあゆみの表情や細かい息遣いや悲鳴だったり、前作よりさらに今回も追い詰められていて、よかったなあと思いました」と称賛。石森については「ふわ〜っとしていて不思議な雰囲気をもたれている方なので、ひのえという役に近い表現が彼女ならできるかなあと思い、やっていただきました」「原作ではあゆみとだいぶ年の離れた、20代後半とかの設定。最初は原作に忠実に脚本(セリフ)も書いていたのですが、石森さんにひのえ役をお願いすることが決まって、彼女のもっているものを活かしていったほうがいいと思い、あゆみとひのえの年齢を近づけ、セリフも書き換えて作り替えました」と裏話を明かしていた。
映画『コープスパーティーBook of Shadows アンリミテッド版』は公開中。
(C)2016 Team GrisGris / MAGES. / 5pb. /映画「コープスパーティー Book of Shadows」製作委員会
出演:
生駒里奈(乃木坂46) 前田希美 池岡亮介 石川恋 水石亜飛夢
JUN(BEE SHUFFLE) 喜多陽子 松浦愛弓 内藤穂之香 石森虹花(欅坂46) 青木玄徳
原作:Team GrisGris /5pb.Games(MAGES.)
監督:山田雅史
脚本:赤松義正
脚本監修:祁答院 慎
製作:TBSサービス/TCエンターテインメント/Y&N Brothersほか
制作プロダクション:キャンター/ツインピークス
配給:ツインピークス/キャンター
【あらすじ】
呪いのおまじない「しあわせのサチコさん」を行い、怨霊の棲む異空間へと飛ばされた女子高校生の直美(生駒里奈)は、幼なじみの哲志(池岡亮介)や親友の世以子(喜多陽子)など、多くの仲間を失った。あれから半年。生き延びたあゆみ(前田希美)と直美は、死んだ友達を取り戻すべく、悲劇の舞台となった天神小学校へと戻ってくる。同じおまじないで別の学校から囚われて来た刻命(青木玄徳)たちとも合流し、切なる想いで生還の道を模索する。だが、待っていたのは繰り返す「死の運命」に囚われた、仲間たちとの再会だった。命と心を弄ぶ、残酷な運命の歯車は、ゆっくりと廻り始める。
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(C)2016 Team GrisGris / MAGES. / 5pb. /映画「コープスパーティー Book of Shadows」製作委員会