オダギリジョーが珍コメント!『オーバー・フェンス』の思い出は“味噌汁”?

レポート
イベント/レジャー
2016.9.18

9月17日にテアトル新宿で『オーバー・フェンス』の初日舞台挨拶が開催。蒼井優、松田翔太、北村有起哉、満島真之介、松澤匠、山下敦弘監督が登壇した。

本作の舞台は函館。妻と別れて職業訓練校に通うアラフォー男(オダギリジョー)と、風変わりな若いホステス(蒼井優)との出会いを描くせつないラブストーリーとなっている。

蒼井は「いつもインタビューでは、この作品はどういう存在かと聞かれ、今まではそれがよく分からなかったのですが今回は初めて分かりました。『私は何が好きで、何が好きではないのか』を教えてくれた映画です。こういう小さな幸せを描いたお話が好きなんだということが分かったんです。オダギリさんには主演としての立ち位置も学ばせてもらいました」と挨拶。

松田は「ホントにポジティブな映画になった」と胸を張り、「自分の役が、実は大事な役なんじゃないかと思ってから熱が入りました。エンディングでは衝撃を覚えました」とコメントした。

松澤は「前作はチンピラの役で監督から歯を抜けとかいわれたんですが、今回は眉を薄めるだけだったので良かったなと思いました」と、安堵の表情。

そして、初日舞台挨拶不在となったオダギリジョーは、撮影中のキューバからサプライズメッセージを発信。「この作品に参加できたことに感謝。函館のロケでは、ホテルでカニの味噌汁に普通のお味噌がオマケで付いてきました。それも今となっては大感謝です。あぁー、味噌汁の味。オダギリジョー」とのメッセージが読み上げられると、満島は「海鮮丼など撮影以外のことも思い出されますね(笑)」と笑顔で納得。オダギリの唐突な“味噌汁エピソード”で、会場は大きな笑いに包まれた。【取材・文/平井あゆみ】
 

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