2年越しに果たされた約束 榛名ステージの先陣を切ったのはNAMBA69

レポート
2016.9.24
NAMBA69

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山人音楽祭2016 【榛名ステージ】 NAMBA69

いよいよスタートした『山人音楽祭2016』。群馬ゆかりの上毛三山にちなんで名づけられた3つのステージのうち、この榛名ステージのトップバッターを務めるのは、NAMBA69だ。場内には見る見るうちにたくさんの人が集まってきた。

開演予定時刻になると、暗転。直後、まだ誰もいないステージが真っ赤な照明で染められると、榛名ステージが歓声に包まれていく。まるでバンドの登場を急かすかのように、オーディエンスが手拍子をする中、NAMBA(Vo/Ba)、K5(Gt/Cho)、SAMBU(Dr/Cho)、ko-hey(Gt/Cho)が登場。NAMBAは手に持っていた千羽鶴を吊るしてから拳を突き上げ、「やっと来れたぜ!」と叫んだのだった。

そう、彼らにとって念願のステージなのだ。一昨年・2014年、まだ『GUNMA ROCK FESTIVAL』だった頃の本イベントに出演予定だったNAMBA69。しかし、NAMBAが体調を崩してしまったため、当時は出演が叶わなかったのだ。ちなみに、先述の千羽鶴は、そのときに会場に足を運んでいたオーディエンスが一つひとつにメッセージを書き、折ったものだという。バンドにとっても、この『山人音楽祭』にとっても、もちろんNAMBA69のライブが観たくてこの地までやってきた人々にとっても、リベンジの意味合いが込められたこのステージは、「MY WAY」「ETERNAL GOLD」の連投という黄金コンボから始まっていく。今年6月にko-heyが正式加入したことにより、一際屈強になったサウンドは、岩肌剥き出しの岩石のようだ。

NAMBA69

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「今この場所で改めて感謝の気持ちを述べるNAMBA。「先生にまさかの回復力って言われたの。声が出なくなるかもって言われてたのに、俺、今ここで歌ってるよ! 気って届くんだなって、想いって届くんだなって、マジで感じたんだよ。マジでマジでマジで!」と、興奮気味に伝えると、オーディエンスも大歓声で応えていく。そこから地元・群馬への愛情を”フェスの開催”という形で体現していくG-FREAK FACTORYへの敬意を言葉にし、「みんなの地元を愛する気持ち、故郷を愛する気持ち、聞かせてくれるかな!?」と<♪カントリーロード~>の大合唱へと導いていくシーンは、もう絶景としか言いようがなかった。フロアを満たす仲間たちをも照らすような眩いライティングの中、「COUNTRY ROAD」の陽性なサウンドが放たれていく。

そして、再会の約束として「未来へ」を刻みつけたところでライブは終了。2年越しの約束が今この場所で結実した、最高のステージだった。


レポート・文=蜂須賀ちなみ 撮影=半田安政(Showcase)

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セットリスト
山人音楽祭2016 【榛名ステージ】 NAMBA69
1.MY WAY
2.ETERNAL GOLD
3.LET IT ROCK
4.SUMMER TIME
5.COUNTRY ROAD
6.PUNK ROCK THROUGH THE NIGHT
7.未来へ

 

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