P★リーガー列伝 Vol.8「“KAWAYUI” ポップガール 川﨑由意」

インタビュー
イベント/レジャー
2016.9.28
川﨑 由意 (かわさき・ゆい) プロ ©P★LEAGUE実行委員会

川﨑 由意 (かわさき・ゆい) プロ ©P★LEAGUE実行委員会

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BS日テレ『ボウリング革命 P★LEAGUE』のレギュラー放送が、2015年4月で10年目を迎えた。P★LEAGUEの「P」にはPretty(キュート)、Performance(魅せる)、Passion(情熱的な)、Power(力強い)、Perfect(300点GET)という5つの意味が込められている。 出場するP★リーガーは、その5つのキーワードを象徴するかのように、技術、体力、美貌を兼ね備えた女性アスリートばかりだ。SPICEでは、このP★LEAGUE10周年を記念し、P★リーガー24名に単独インタビューを敢行。今回は、P★リーグ第7シーズンから参戦している「かわゆい」こと川﨑由意プロが登場してくれた。

©P★LEAGUE実行委員会

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――ボウリングを始める前は、剣道一筋だったそうですね。

2歳上の兄がいるんですが、小さい頃からお兄ちゃんのやっているスポーツは何でもやってみたくて、剣道、サッカー、水泳、相撲、陸上といろいろやりました。それで、中学からは剣道一本に絞りました。

――女剣士だった川﨑プロがボウリングを始めたきっかけは?

高校の剣道部を引退したあと、友達とボウリング場に遊びに行くようになったんです。剣道をやっていたせいか、ハウスボール(ボウリング場に置かれている貸出専用のボール)でも、たまに200アップとかけっこう点数が出て、女の子では相手にならないような感じで(笑)。

――すぐにハマってしまった?

はい! 剣道も好きだったんですけど、やっぱり凄くつらかったしやり切ったという感じもあって。その時にボウリングと出会って「自分のやりたいことに巡りあってしまった」と。ボウリングは練習でもスコアがつけられて、自分の成長が分かるじゃないですか。それに、人と対戦しているけど、勝つのも負けるのも自分次第。そこが難しいんですけど、でも楽しいんですよね。

――当時からP★LEAGUEの存在も知っていた?

ちょうどハマりだした頃に知って、高校の卒業文集には「将来の夢はP★リーガーになること」って書いたりしましたね。まだハウスボールだったのに(笑)。それで、大学もボウリング部のある駒澤大学に行きました。まあ、昔から駅伝が好きだったというのも駒大に行きたかった理由ではあるんですけど。

――当時は、P★LEAGUEのどんなところに魅力を感じていましたか?

P★リーガーって、みなさん可愛いじゃないですか。私はアイドルも好きだったので、可愛いコスチュームを着て戦うということに、まず憧れましたね。

――特に印象に残ったP★リーガーはいましたか?

一番イメージが強かったのは、やっぱり"浪速のダイナミックボンバー"西村美紀プロ。それから吉田真由美プロ。吉田プロは試合の時にはピリッとしているのに、投げ終わったあとは笑顔がこぼれて。気持ちが凄く強いなって思っていました。

――お友達からP★LEAGUE的なキャッチフレーズをつけられたりしたことは?

ああ、ありました! 剣道部時代は筋トレをやり込んでいたせいで筋肉凄かったんです。腹筋が割れていたり、胸筋も洋服がパツンパツンになるくらいあったり。それで「由意ちゃんは“ハト胸ボンバー”だね」って(笑)。

――昨年(2015年)プロデビューを果たし、P★リーガーになる夢も叶えました。キャッチフレーズは「"KAWAYUI"ポップガール」になりましたね。

はい、"ハト胸ボンバー"じゃなくて(笑)。キャッチフレーズに合わせてポップなコスチュームにしようと思っていたんですけど、もともと黒系とかドクロ柄とか中2病みたな服が多いので(笑)。どうしてもそっちのほうになっちゃいますね。

――憧れていたP★LEAGUEの舞台で投げた感想は?

初めて投げた時(第61戦)は、自分ではけっこう楽しく投げられたつもりだったんですけど、テレビで見たらガチガチで凄い顔をして投げていました。剣道では眉間にシワを寄せて戦っていたから、無意識にそうなっちゃうんです。もっとP★LEAGUEの空間を楽しみたいですね。

――剣道の経験はボウリングに活かされていますか?

元々いろいろなスポーツをやっていたので、筋肉はついていたんですけど、剣道のおかげで特に腕の力があるんですよ。だから、ボールのスピードは速くなりますね。ただ、剣道とボウリングでは蹴り足が違うんです。剣道は右手と右足が前に出て、左が蹴り足。逆に、ボウリングは右が蹴り足ですよね。最初はすごく戸惑いました。

――剣道の経験があるからこその難しさもあるんですね。

でも、剣道をやっていたからこそ体幹が鍛えられて、ボウリングでも安定したフォームで投げられているとは思います。剣道は相手と凄くぶつかるんですよ。倒れて叩かれたら一本取られてしまうこともあるので、体幹はしっかりしていないとダメなんです。だけど……頭を叩かれすぎて、ちょっと頭は悪くなったかもしれません。

――大丈夫だと思いますよ(笑)。

竹刀ってけっこう硬いんですよ。頭の柔らかいところに当たってしまうと、脳震盪とかむち打ちになったりして。昔はあちこちアザだらけでした。いろんな意味で打たれすぎました(苦笑)。

――「P★リーガーになる」という夢を叶えましたが、現在の夢は?

同期が優勝しているので、公式戦でいつかは絶対優勝したいですが、まずは目の前にあるものだけに集中して、1個1個クリアしていきたいですね。

――川﨑プロと同じ48期は、全日本女子選手権優勝の山田幸プロを始め、活躍している人が多いですね。P★リーガーも、川﨑プロ、山田プロ、浅田梨奈、岩見彩乃、坂本詩緒里、各プロと5名もいます。

同期は仲がいいんです。みんな優しいし可愛いし、なんかポワンとしてるし。48期でよかった。「フォーティエイト」ですし。

――なるほど、女子プロボウリング版のAKB48ですか。

アイドル好きとしては「48」って、やっぱりちょっと嬉しいんですよね。それに、P★LEAGUEでは自分にとってアイドルみたいなP★リーガーの方たちと同じ舞台に立てたり、P★LEAGUEスペシャルサポーターをやっている℃-uteの中島早貴ちゃんに会えたり。なんか嬉しいことばかりです。

――ちなみに、今一番好きなアイドルは?

ももいろクロ―バーZです。彼女たちは凄くプロフェッショナルで、踊りも歌も全力で、一生懸命で。ももクロを見ていると元気をもらえるんですよね。本当に尊敬していて、私もそういう風になりたいなって。P★LEAGUEの試合でも、チャレンジマッチなどでも、お客さまに元気になって帰ってもらえるような、そういうプロボウラーになりたいですね。

――最後に、P★LEAGUEでの目標を教えてください。

私、P★LEAGUEを見始めた頃から吉田真由美プロが憧れの存在で、今でも観客になった気分で感動しながら投球を見ているんです。吉田プロと戦える日が来るまで着々と勝っていって、決勝とかシーズンチャンピオン決定戦とか、できるだけ上のほうでいつか戦えたら嬉しいですね。

 

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10月9日(日)23:59まで

 

イベント情報
P★リーガーも多数参戦!
第39回 ジャパンオープンボウリング選手権

開催日:11月3日(木・祝)~11月6日(日)
会場:稲沢グランドボウル (愛知県)

 

プロフィール
川﨑 由意

12月2日生まれ、千葉県出身
(株)サウンド・ストリー所属
JPBA48期生
2016年 ポイント最終ランキング 80位

P★LEAGUEオフィシャルサイト:http://www.p-league.jp/
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