『モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2016』総勢72人のアーティストが出演し盛大に幕

2016.10.17
レポート
音楽

METAFIVE『モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン2016』

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『モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2016(以下MJFJ2016)』が3日間の会期を終え、閉幕した。今回で二度目の東京開催となる『MJFJ2016』は、10月7日、8日、9日の3日間、恵比寿ザ・ガーデンホールをメイン会場に実施。ほか、恵比寿ガーデンプレイス内で行なわれた『恵比寿文化祭』内の特別ステージ、代官山UNITを会場に、3日間で38組、計72名のアーティストが出演。大盛況のうちに閉幕した。

フランチェスコ・トリスターノpresentsピアノリグfeat.デリック・メイ『モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン2016』

初日の開幕では、スイスの『モントルー・ジャズ・フェスティバル』の代表であるマシュー・ジャトンが開会の挨拶。METAFIVEのステージを皮切りに、華々しくフェスティバルがスタート。初日の最終ステージを務めたフランチェスコ・トリスターノとデリック・メイ(※1)は、日本初披露となる同ユニットのパフォーマンスに大きな注目が集まり、最終演目にふさわしい白熱のステージを披露した。
(※1:「フランチェスコ・トリスターノpresentsピアノリグfeat.デリック・メイ」として出演)

ジャイルス・ピーターソン『モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン2016』

2日目にはメイン会場のほか、恵比寿ガーデンプレイスにて開催された『恵比寿文化祭』内にて『MJFJ2016』プロデュースの特別ステージを設置。ジャイルス・ピーターソンがプレゼンターを務め、自身が主催する『Worldwide Festival』および“サンバ100年の歩み”というコンセプトのもと、日本とブラジルのミュージシャンがライブパフォーマンスを披露。この日、メイン会場でもブラジル人ミュージシャン(ソンゼイラ・ライブ・バンド)が出演。最終ランナーとしてステージを盛り上げ、熱烈なアンコールに応えつつ、この日を締めくくった。

カエターノ・ヴェローゾ『モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン2016』

3日目のステージでは、発表直後から大きな話題となったカエターノ・ヴェローゾが登場。11年ぶりの来日公演となったカエターノのステージは、全編ソロの弾き語りで構成。観客席からは幾度となく合唱が巻き起こり、ステージ終盤には、この日の出演者であるテレーザ・クリスチーナを舞台に呼び寄せ、両者のコラボレーションを披露。そのままアンコールにも応え、最終日にふさわしい感動的なステージングで、今年の『モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン2016』3日間のフィナーレを飾った。

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