ファレル・ウィリアムスが教えてくれた本当の「HAPPY」
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サマソニラストに登場するということ
ソニマニから幕張に張り付いて駆け抜けたこの三日間、マリンのラストアクトとして登場したのは
ファレル・ウィリアムス!
「HAPPY」の大ヒットでポピュラーな存在となった彼だが、今回は彼の中のロックな一面を前面に押し出した
N.E.R.Dの曲も披露、沢山のオーディエンスを舞台上に上げたり彼自信が客席まで降りて歌ったり、ファレルの多様性を感じられる内容になっていたと思う。
この三日間、本当に凄いアクトだらけだった。
正直、あまり知らなかった海外アーティストでもサマソニに呼ばれるだけはあるというか、まず歌も演奏も凄いレベルで行われるパフォーマンス、音楽の多様性と楽しさを改めて感じることが出来た。
そんな中、メインステージの最後に出てきたファレル、ある意味今年のSUMMER SONICを体現しなければならない存在、僕が勝手にそう思い込んで見ていたのだが、ファレルにはそんな気負いは感じられなかった。
自分が今感じていることをパフォーマンスとして表現する。
勿論それは世界レベルのクオリティなわけなんだけど、そのままで「その場所」にいることが出来る凄さ。
2万人以上のオーディエンスの前に居たファレルはやはりとんでもないプロフェッショナルだった。
ダフト・パンクとのコラボでグラミーも受賞した「ゲット・ラッキー」、そして勿論「HAPPY」も披露したファレルの最後の一曲は「フリーダム」
生まれや環境は関係ない、皆自由なんだ、という叫び。
マリンのオーディエンス何人にそれが伝わったかはわからないけど、皆で叫んだ「フリーダム!」は確実に心に残っている。
最後歌い終わった時にマリンの空を染めたたくさんの花火、みんなが心奪われているその時。
ファレルは体をまっすぐ倒して深々と礼をしていた、1分近く、その心意気や僕達オーディエンスに対する気持ち。
やっぱりファレルはサマソニ2015を体現していたんだと思う。
笑顔とプロのプライドとリスペクト。
疲れ果てて泥のように眠り、目覚めて改めてそのことを考えた。
日時:2015/8/15(土)・16(日)
会場:
■東京
QVCマリンフィールド&幕張メッセ (千葉県)
■大阪
舞洲サマーソニック大阪特設会場 (大阪府)