岡本太郎にオマージュ捧げる舘鼻則孝『呪力の美学』展、新作シューズも

 舘鼻則孝『Homage to Taro Series : Heel-less Shoes “Sun”』 Photo by Noritaka Tatehana ©NORITAKA TATEHANA, 2016

舘鼻則孝『Homage to Taro Series : Heel-less Shoes “Sun”』 Photo by Noritaka Tatehana ©NORITAKA TATEHANA, 2016

展覧会『舘鼻則孝 呪力の美学』が、11月3日から東京・南青山の岡本太郎記念館で開催される。

舘鼻則孝は1985年生まれのアーティスト。花魁の下駄から着想を得た作品『ヒールレスシューズ』や、Lady Gagaの専属シューメイカーとしての活動で知られる。3月にはフランス・パリのカルティエ現代美術財団で人形浄瑠璃文楽の舞台を初監督した。

岡本太郎記念館の全館にわたって展開される同展では、今回のために制作された『ヒールレスシューズ』の新作や、自身の骸骨を真鍮による鋳造彫刻として表現した作品などが発表される。会場では岡本太郎の映像資料などもあわせて鑑賞できる。

なお会期中にはアーティストによるトークや限定グッズの販売も行なわれる予定だ。詳細は岡本太郎記念館のオフィシャルサイトをチェックしよう。

舘鼻則孝のコメント

私にとって岡本太郎という人間は、まやかしとでも思い込みたくなるくらいに納得のいかない孤高の存在だ。太郎は生涯自らの手で作品を売らなかった。社会を拒むという行為自体が太郎にとって全力で社会へ干渉するという行為でもあった。聖地とも呼べる記念館で展覧会を開くということは、私にとってのプリミティブ・アートの象徴とも言える太郎へのオマージュであり、過ぎ去ろうとしない時代を見つめ直す機会ともなった。自分自身に「マジナイ」をかけ外界からの理解を拒んだ作品群をご覧いただきたい。

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