独写真家ヨヘン・レンペルト展に100点超、生物学の知見に基づく世界観
2016.10.24
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ヨヘン・レンペルト『オオウミガラスの表皮』より 1990~2016年 ©Jochen Lempert. Courtesy BQ, Berlin and ProjecteSD, Barcelona
展覧会『ヨヘン・レンペルト|Fieldwork ― せかいをさがしに』が、10月28日から静岡・IZU PHOTO MUSEUMで開催される。
ヨヘン・レンペルトは1958年ドイツ生まれの写真家。10年以上にわたり生物学の研究活動を行なう傍ら、1990年代前半から写真作品の制作を開始した。動物、植物、昆虫、人間といった生物や自然現象をモチーフに、モノクロフィルムを用いた作品を発表している。
同展で紹介されるのは、19世紀に絶滅した海鳥の剥製を撮影した作品群『オオウミガラスの表皮』や、生物の多様なフォルムを収めたシリーズ『対称性と身体構造』など、最新作を含む100点超。作品は額装せず、壁に直接貼りつけて公開される。なお国内の美術館でレンペルトの個展が開催されるのは今回が初となる。
期間中にはレンペルト本人によるトークイベントなども実施される。詳細はIZU PHOTO MUSEUMのオフィシャルサイトをチェックしよう。