小松菜奈と菅田将暉が驚いた現役女子中高生の恋愛観とは? 映画『溺れるナイフ』シークレット試写会イベント
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11月3日、映画『溺れるナイフ』のシークレット試写会が都内で行われ、キャストの小松菜奈、菅田将暉が登壇。観客の女子中高生たちとトークセッションを行った。
『溺れるナイフ』は累計発行部150万部以上を誇る、ジョージ朝倉原作の同名人気コミックの実写映画化作品。第24回日本映画プロフェッショナル大賞・新人監督賞を受賞した気鋭の若手・山戸結希監督がメガホンをとり、10代の少年少女たちのわずかな時間の謳歌・挫折・再生を描く。劇中では菅田演じる気まぐれで傍若無人な態度の長谷川航一朗(コウ)が、小松演じるクラスメイト夏芽の類まれな美しさに惹かれていく。
シークレットイベント当日、小松と菅田は上映終了後に会場を埋め尽くした現役女子中高生の大歓声に迎えられ登場。小松は「お休みのところ制服で来ていただいてありがとうございます」と丁寧に挨拶。続く菅田が「15歳!?」と観客の年齢に驚きながら「どうも、おじさんです」と挨拶すると、会場では黄色い声援に交じって笑い声が漏れていた。
イベントでは「夏芽の役が決まった時のプレッシャーはありましたか?」とのMCの質問に対し、小松は「プレッシャーは原作ものにつきもの」としながらも、「台本を渡された時に最初に名前が書いてあり、『頑張らなきゃ、他のキャストに負けたくないな』と思った」 と本音を明かしていた。恋愛作品初の主演となった菅田は「壁ドンだ、顎クイだとか家で練習していたけどそんなこともなく……」とこぼして再び会場を笑わせると「自分らしいラブストーリーになった」と自信をのぞかせた。
また、小松と菅田は女子中高生らとともに、質問に○と×のカードをあげて答える『○×トークセッション』に挑戦。「10代は恋愛よりも自分の夢を追うのが賛成だ」との質問の場面では、〇と×の両方が上がる会場を見渡し、小松が「10代は恋愛したいですよ。恋愛からも色々なことを学べるからいいと思います」と恋愛観を語った。菅田は「人を好きになる、ってことですよね。夢も大事だけど、恋愛を捨てることはないのかな」と指南する場面も。
「友達と同じ人と好きになったことがある」との質問では、会場から「友達とお互いに頑張ろう」となったエピソードが語られる場面も。小松と菅田は「いい関係ですね」などと興味深々に聞き入りながら、自分たちの学生時代と現役女子中高生たちとのギャップに驚いたようす。また、菅田が「シンプルにこの映画をどう思ったか?」と質問すると、会場の女子中高生たちが「感動して涙が止まらなかった」「同じ高校生の話でも主人公二人が特別すぎて自分には共感できなかった」といった感想の数々が飛び出す。菅田は「すごいね、しっかりしている。そんなにちゃんと話せなかったよ」と感心していた。一方で、小松が「最近、面白かったことは何ですか?」と聞くと、「渋谷でやっていたハロウィンの仮装を見たときが楽しかった」と可愛らしい回答も。小松も菅田も女子中高生との対談にノリノリで、菅田は「3時間はいける!」と楽しんでいた。
映画『溺れるナイフ』は11月5日(土)TOHOシネマズ渋谷ほか全国ロードショー。
映画『溺れるナイフ』
脚本:井土紀州 山戸結希
製作:依田巽 企画:小竹里美 瀬戸麻理子
プロデューサー:朴木浩美 COプロデューサー:永田博康
原作:ジョージ朝倉「溺れるナイフ」(講談社「別冊フレンド」刊)
製作:「溺れるナイフ」製作委員会
企画 製作幹事 配給:ギャガ
企画協力 制作プロダクション:松竹撮影所
制作協力プロダクション:アークエンタテインメント
【あらすじ】
東京から転校してきた美少女モデルの夏芽は強烈なオーラを放つ地元の少年コウに出会い一瞬にして惹かれていく。コウも夏芽の美しさに同類の力を感じ、ぶつかり合いながらも付き合うことに。しかし、火祭りの夜にある悲劇が二人を襲う・・・。深く傷つきコウと別れてしまった夏芽。孤独な彼女を救ったのは同級生の大友だった。彼の優しさに癒されながらも、コウに急接近する幼馴染のカナに心を乱され、行き場を失う夏芽。そんなある日、芸能界復帰のチャンスが訪れる―。夏芽の決断は?コウの想いは?永遠を信じていた二人の恋の行方は?
原作:ジョージ朝倉「溺れるナイフ」(講談社「別冊フレンド」刊)
(C)ジョージ朝倉/講談社 (c)2016「溺れるナイフ」製作委員会
公式サイト http://gaga.ne.jp/oboreruknife/