miwa、母校・慶應義塾大学5,000人の前で念願のライブ ‟二足の草鞋”時代の苦労など裏話も披露

11月5日、シンガーソングライターのmiwaが自身の母校・慶應義塾大学の日吉校舎で開催された『第58回三田祭前夜祭』に初出演し、自身の後輩にあたる在校生を中心とした約5,000人の前で約2時間のステージを繰り広げた。

同イベントは学園祭の名物で、毎年著名なアーティストを厳選して開催している。過去には井上陽水、小田和正、MISIA、AKB48らが出演し、2015年はコブクロの出演が登場している。

このステージは、「ただいま～」「おかえり～」というmiwaと観客の掛けあいと大きな拍手でスタート。慶応大卒業生として初めて同イベントに出演するmiwaは、念願の母校での凱旋ライブが叶い、感動もひとしお。事前に学生からリクエストを募って考えたセットリストは、タオルまわしで一体感溢れる曲から感涙のバラードまで連なり、miwaのライブを初めて観た観客の心も惹きつけた。

miwaは、日吉校舎に通学していた大学1年の3月にメジャーデビューし、学生とアーティストの“二足の草鞋”を続けていた頃の苦労話や、OGならではのあるある話、入学時に勧誘入ったテニスサークルを、レコード会社のスタッフに「デビューする気あるの？」と怒られ1カ月で辞めた逸話など、さまざまな裏話を披露。在校生の笑いを誘っていた。

また、NHK紅白歌合戦でも歌った「fighting-φ-girls」では慶應義塾大学チアリーダーズ“UNICORNS”のメンバー約30名が登場し、天井に届くかのようなアクロバティックなパフォーマンスを繰り広げ観客を沸かせた。miwaは、2016年のNコン課題曲「結 －ゆい－」を歌う前に、在校生に真摯で熱いメッセージを伝え、“先輩”としての顔を見せた。

アンコールでは自身が日吉校舎に通っている時に悩みながら書いたデビューシングル「don’t cry anymore」を弾き語り、ラストには学生からプレゼントされた特製の法被を着て「君に出会えたらから」を披露した。

現在miwaは、初の主演映画『君と100回目の恋』の公開を2017年2月に控え、自身がパーソナリティを務める番組“オン・マイ・ウェイ”のシーズン2もスタートするなど、多忙な毎日を送っている。