日本最大級のハロウィンイベントが横浜アリーナで開催! 佐藤健・石田ニコルらが『ジャック・オー・ランド』のランウェイで繰り広げたステージパフォーマンス
©ジャック・オー・ランド
ジャック・オー・ランド 2016.10.29(土) 横浜アリーナ
10月31日といえば、毎年日本全国をにぎわせているハロウィンイベントの開催日。老若男女問わず、自分たちの好きな仮装をして、町中を歩き回るのが定番となっている。その中でも、今年は日本最大級のハロウィンテーマパークが横浜の地に出現した。イベントでは、IKKO、加藤諒、セロ、佐藤健など、豪華出演者がメインステージで様々なパフォーマンスを行い、観客を盛り上げる。今回は、10月29日(土)メインステージの模様をレポートした。
撮影=野島 亮佑
メインステージ中央に設置された巨大なお城のセットが印象的だ。開演前にステージイベントを楽しみに待つ多くの女性たちが、続々と客席に集まってくる。全員、それぞれ個性的な仮装でイベントに参加していたが、ステージイベントを楽しみに待つ彼女たちは何かを待ちわびているようにも見えた。待ちこがれている人物は誰なのか。その答えはイベント終盤の歓声を聞けば一目瞭然だ。
開演時間になるや否や、ステージの照明が落ちて、あたり一面が暗闇に包まれる。次の瞬間、メインステージに設置されたお城に映像が映し出され、オープニングのプロジェクションマッピングがはじまった。コウモリやお化けなど、ハロウィンならではの映像模様に、思わず息をのんでしまう。気づいたらその場にいた全員が口を閉ざして映像に集中していた。見る者を引き込むような演出にスタートから期待値が上昇。ここからさらに、会場の盛り上がりが高みへと上っていく。
撮影=野島 亮佑
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観客を驚かせるステージングを見せたかと思いきや、ミュージカル『黒執事』から古川雄大と内川蓮生が、主人公・シエルと執事・セバスチャンの恰好で登場。ランウェイを歩きながらお菓子を客席に投げる様子は、遊びに来た観客に対する礼儀を役に成りきって見せているかのようだ。
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さらに、LIVEコーナーではI Don’t Like Mondays.、Da-iCEが横浜アリーナ中に歌声を響かせた。力強いバンドサウンドや5人が披露するダンスアンサンブルなど、一度見たら忘れることが出来ないステージングをさく裂させる。中でも男性ゲストとして登場した加藤諒は、コミカルなダンスをステージで行い、普段のタレント姿とは違う一面を見せて場内を盛り上げた。ハロウィンを楽しみに来た観客だけでなく、ファンにも楽しめる豪華なラインナップでヒートアップさせていく。
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その間にセレブリティーパレードを挟んで、玉城ティナ、浦浜アリサ、野崎萌香、安井レイ、阿部菜渚美、加藤ナナ、新川優愛、八木アリサがランウェイを歩いた。ネコをテーマに、可愛さ、カッコ良さ、クールさなど、腕によりをかけたポーズで観客を魅了していく。
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勢いを止めることなく、セーラームーンスペシャルステージへと突入。朝比奈彩と高取菜乃春が主人公・月野うさぎと妹・ちびうさのコスプレ姿で登場し、ステージで決めポーズをとって、オーディエンスを興奮させる。女の子なら誰しも憧れる美少女作品。会場に集まった女性たちにとって、嬉しいステージ模様を見ることが出来たようだ。さらに、MCでは主人公・月野うさぎを演じる声優の三石琴乃がタキシード仮面姿で登場し、歓声を巻き起こす。セーラームーンファンならば、これほど素敵なサプライズはないだろう。至れり尽くせりのステージ内容で、一部ラストの出演者のターンへと進んだ。
©ジャック・オー・ランド
一部のラストは、タレント・IKKOの華々しい衣装でのパフォーマンス。歌謡ショーのステージを連想させるかのような羽の衣装を身にまとって姿を現し、自身の歌声をアリーナ中に轟かせた。「どんだけー!」のお馴染みの合言葉に、集まった観客も大盛り上がり。まさにラストを飾るにふさわしいセットリストに、筆者も思わず鳥肌が立ってしまった。テレビで見る姿とは違う、タレントと楽しむ贅沢なハロウィンに、満足気な表情をする参加者。熱気が上昇する中で、一部のステージが終了する。
©ジャック・オー・ランド
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その後、二部のステージが開始すると、さらに場内の温度が高まった。オープニングパフォーマンスをDJダイノジが担当し、序盤から一気に活気だつ。宴会と表現しても過言ではない展開に、観客全員が総立ちして大声を張り上げる。クラブとハロウィンをコラボさせた演出に、気づいたら身体でビートを刻んでいた。それほどまでの雰囲気を作り出してしまうパフォーマンサーに、スタートから会場が一体となっていく。
©ジャック・オー・ランド
勢いを落とすことなく、続けて世界のマジシャン・セロが横浜アリーナのステージに登場し、日本初披露となる脱出イリュージョンで観客の視線を釘づけにした。命がけとも言われる脱出イリュージョンを大成功させ、会場中を大拍手で満たす。世界で活躍するプロマジシャンのテクニックに誰もが驚きを隠せないでいた。
©ジャック・オー・ランド
そして、ジャック・オー・ランドのメインステージの大トリをつとめたのは、シンガーソングライター・高橋優と俳優・佐藤健だ。二人が響かせる歌声にステージ1番の大歓声が沸き起こる。特にお互いの息の合ったハモリは、思わず聞きほれてしまうほどの合わせ技。観客のテンションが絶頂まで高まり、見事にステージイベントを大団円に収めることができた。
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ハロウィンだけでなく、イベントとしても大盛況で終えることができた『ジャック・オー・ランド』。様々なステージパフォーマンスに、人それぞれの楽しみ方が存在する。もし、ハロウィンに出かけたいという人がいたら、一度足を運んでみてはいかがだろうか? もしかしたら、ハロウィンでもあり、一大イベントでもある『ジャック・オー・ランド』で楽しいひと時を堪能することが出来るかもしれないのだから。
レポート・文=野島亮佑