西野カナ、20万人を動員したアリーナツアー閉幕 クリスマスソングのカバーやウクレレも生披露へ
西野カナ
アルバム『Just LOVE』をひっさげて行われたアリーナツアー『Just LOVE Tour』。今年の8月から11月の4ヶ月間、全国12都市23公演、20万人を動員した大盛況のツアーとなった。
このツアーのテーマは『夏とバカンス』。『めざましテレビ』のテーマソングとなっていた「Have a nice day」から元気に始まり、「もしも運命の人がいるのなら」などポップでキュートな一面をしっかりと見せたかと思えば、自身初となるムービングステージで後方の客席までしっかりとステージを届ける仕掛けに、観客は大興奮。さらに無線制御で100万色に変化するペンライト“フリフラ”を持つお客さんの手元から客席の色が変化し、壮大でドラマティックだ光景が広がる。まるで客席に星や夜空、花が散らばっているように見える演出は、美しくステージを盛り上げた。
西野カナ
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MCでは、彼女のブログに書き残してくれたコメントを抜粋し、来場者約18,000人の中からその人をみつけ、話しかけるという無謀にも思えるコミュニケーションもこなしてしまう。これは、彼女がどんなにビッグアーティストになろうとも、聴いてくれる人たちの傍にいる存在でありたいという意志をしっかりと感じられるものだった。
西野カナ
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さらにこのツアーでは、彼女が春から始めたというウクレレを生披露。初心者とは思えない弾き語りで「Darling’」「Thank you very much」の2曲を披露した。一転、大きな三日月のセットに白レースのロングドレスをまとい、現在『新レノアハピネスCMソング』としても話題の「君が好き」などのドラマティックなバラードで空気をガラリと変え、涙を誘った。
西野カナ
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また、ファイナルが11月ということで、シーズンに合わせたクリスマスソング「Santa Claus Is Coming to Town」カバーを熱唱。彼女の歌唱力のすごさはカバー曲でも引き立ち、圧巻の歌声でアリーナを興奮させた。そして最新シングル「Dear Bride」や大ヒット曲「トリセツ」「あなたの好きなところ」も惜しみなく披露し、熱狂のまま幕を閉じた。
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