資生堂、芸術文化に関わる企業を表彰するイタリアの『CORPORATE ART AWARDS』にて第3位に入賞
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資生堂が、芸術文化に積極的に関わる企業を表彰する『CORPORATE ART AWARDS(R) 2016』において第3位に入賞した。
『CORPORATE ART AWARDS(R)』は、芸術文化に積極的に関わる企業の活動を認め広く知らしめるため、今年初めて設けられた賞だ。同賞は、ブランドコミュニケーションエージェンシーの『ppt Art』とイタリア・ローマのビジネススクール『LUISS BUSINESS SCHOOL』との共催で実施。イタリア文化財・文化活動・観光省などが後援をしている。
開催1回目の今年は22ヵ国から80の企業がエントリー。各社が芸術文化活動に取り組むことになった経緯や、所蔵するコレクションには企業文化がどのように反映されているか、芸術文化活動をどのように経営に反映させているか、といった観点から選考が行われた。資生堂は「最も古くからギャラリーを運営し、幅広い芸術文化活動を行っている」という理由から、第3位に選出された。
資生堂は創業以来、「商品の芸術化」「芸術支援と社内外への還流」「生活文化情報の開発・発信」に取り組んできた。中でも、若手作家や前衛芸術家に発表の場を無料で提供するために創設された『資生堂ギャラリー』は、資生堂の芸術支援活動のなかでも代表的な取り組みとして知られている。
○「CORPORATE ART AWARDS(R) 2016」上位入賞企業
<順位>第1位
<企業名>インテサ・サンパオロ銀行
<受賞理由>15世紀から現代までの美術作品を収集し、同行が所有するミラノ、ベネチア、ナポリにある宮殿で公開をしている。
<順位>第1位
<企業名>ドイツ銀行
<受賞理由>各リージョンのヘッドオフィスが主体的に、主に平面の作品・写真、絵画を収集。オフィス内で展示を行い、外部の美術館へ貸し出しをしている。
<順位>第2位
<企業名>アメリカン・エキスプレス
<受賞理由>イタリアの文化遺産の修復・発掘を支援している。
<順位>第3位
<企業名>資生堂
<受賞理由>最も古くからギャラリーを運営し、幅広い芸術文化活動を行っている。
『CORPORATE ART AWARDS(R) 2016』公式ウェブサイト: http://www.pptart.net/corporate-art-awards