おっ〇いへの愛は国境を越える?10代の“性春”描く映画『14の夜』が海外配給へ
(C)2016「14の夜」製作委員会
12月24日公開の映画『14(じゅうし)の夜』が日本での封切りを前に、海外での配給が決定した。
映画『14の夜』は、『百円の恋』で第39回日本アカデミー賞最優秀脚本賞に輝いた脚本家・足立紳氏の監督デビュー作品。1980年代の田舎町のレンタルショップを舞台に、AV女優・よくしまる今日子のサイン会開催を聞きつけ、冒険に出る中学生男子たちの“性春”を描く。 第29回東京国際映画祭では、日本映画スプラッシュ部門に正式出品された作品だ。同作では俳優・犬飼直紀が主人公・タカシ役で映画デビューを果たし、姉・春子をNHK朝の連続ドラマ小説『まれ』で注目された門脇麦が、春子の婚約者をドラマ『校閲ガール』の和田正人が演じる。 そのほか、濱田マリ、浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)、健太郎らが出演している。
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『14の夜』の配給が決まったのは、中国、韓国、ベトナムの3カ国。足立監督が脚本を担当した『百円の恋』、『お盆の弟』は海外の映画祭に出品されてきたが、自身の初監督作『14の夜』でも海外進出を果たすこととなる。悶々とした中学生男子たちのおっ〇いへの思いが、海を越えて世界に広がる。
海外配給決定を受け、足立監督からのコメントも発表されている。
足立紳監督
外国の方々にも観て頂くことが出来てとても嬉しいです。東京国際映画祭でもリトアニアの男性の方から「とても勇敢な映画だと思った」と言われて嬉しかったのを覚えています。自分は外国語が1ミリたりとも出来ませんが脚本を書いた『百円の恋』や
『お盆の弟』の武監督や大崎監督が外国での反応を楽しそうに話してくれたので、『14の夜』も色んな国で上映されたらいいな!と願っています。
映画『14の夜』は12月24日よりテアトル新宿ほか全国公開。
映画『14の夜』
出演者:犬飼直紀 濱田マリ 門脇 麦 和田正人 浅川梨奈(SUPER☆GiRLS) 健太郎 青木 柚 中島来星 河口瑛将 稲川実代子 後藤ユウミ 駒木根隆介 内田慈 坂田聡 宇野祥平 ガダルカナル・タカ /光石研
監督・脚本:足立紳(『百円の恋』)
音楽:海田庄吾(『百円の恋』)
主題歌:キュウソネコカミ「わかってんだよ」(Getting Better Records / Victor Entertainment)
製作:「14の夜」製作委員会(東映ビデオ・ブレス)
プロデューサー:佐藤現(『百円の恋』)
制作プロダクション:東北新社
配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS(『百円の恋』)
宣伝協力:Prima Stella
公式サイト 14-noyoru.com
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PG-12指定