伝説となったレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの8万人フリーライヴが映像化

SPICER+

ロックの「勝利」、その光景。

2010年6月、ロンドンで8万人の熱狂するファンを集めた、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのフリー・コンサート。

ラップ・メタル、ミクスチャー・ロックの先駆けであり、政治的でメッセージ性の強い歌詞とヘヴィかつテクニカルな演奏で今もカリスマ的人気を誇るレイジによるこの伝説的コンサートは、人気オーディション番組へ対抗しようとした一組のファンがレイジへの支持を呼びかけ、そこに多くのファンが賛同、バンド側がその熱い思いに応える形で実現したという、ファン主導のストーリーが背景にある。


ライブから遡ること半年、2009年の年末。英国在住のモーター夫妻は、クリスマスのUKシングル・チャートのナンバーワンを毎年恒例のごとく英国人気TV番組『Xファクター』の優勝者が獲得することにウンザリし、それに対抗するべく、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンを1位にする為のキャンペーンを立ち上げた。 

対抗曲として彼らが指名したのは、当時からして17年も前のレイジの代表曲「キリング・イン・ザ・ネーム」。 英国内メディアではその行方が大きく取り上げられ、『Xファクター』の優勝者とレイジのどちらが勝つのかに注目が集まった。 

そしてその結果、大方の予想を覆し、多くのファンによる賛同と購入キャンペーンによって「キリング・イン・ザ・ネーム」がクリスマスのUKシングル・チャート1位を獲得したのである。 


それに感銘を受けたバンド側は、162,713ドルもの収益金をチャリティーへ寄付すると共に、フロントマンのザック・デ・ラ・ロッチャはキャンペーンの成功祝いとしてロンドンでフリー・コンサートを行う事を約束。そしてその約束は2010年6月6日、ロンドンのフィンズベリー・パークにて果たされた。

その時のファンとバンド双方の熱狂的パフォーマンスを記録・映像化したDVDが、9月30日に日本先行発売される『ライヴ・アット・フィンズベリー・パーク』。レイジのハイ・テンションなパフォーマンスと、8万人の熱狂的なファンによって開始から異様な盛り上がりを見せ、ラストに演奏された1位獲得曲「キリング・イン・ザ・ネーム」で最高潮に達する様はまさに激アツである。 


 

会場とステージの様子は映画『ファイト・クラブ』や『ドラゴン・タトゥーの女』の撮影で名を馳せたジェフ・クローネンウェスのカメラによって見事に描きだされており、映像を通して大観衆の一員になったかのような一体感を味わえる。


ボーナス特典映像としては、ライヴの舞台裏やモーター夫妻のインタビューも収録。キャンペーンのきっかけや当時のエピソードなど、この意義あるコンサートが開かれる事になったストーリーが語られ、日本語字幕付きで楽しめる内容となっている。 

作品情報
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン / ライヴ・アット・フィンズベリー・パーク 2010​

■DVD   3,500円(本体価格)+税 YMBS-10595 日本語字幕付き
■収録曲
1.Testify  テスティファイ
2.Bombtrack  ボムトラック
3.People of the Sun  ピープル・オブ・ザ・サン
4.Know Your Enemy  ノウ・ユア・エネミー
5.Bulls on Parade   ブルズ・オン・パレード
6.Township Rebellion  タウンシップ・リベリオン
7.Bullet in the Head  ブレット・イン・ザ・ヘッド
8.White Riot 白い暴動 (The Clash cover) 
9.Guerrilla Radio  ゲリラ・ラジオ
10.Sleep Now in the Fire  スリープ・ナウ・イン・ザ・ファイアー
11.Freedom  フリーダム
12.Killing in the Name キリング・イン・ザ・ネーム

 

シェア / 保存先を選択