神木隆之介さん、上白石萌音さん、新海誠監督の周囲は『君の名は。』以降どう変わった!? 会場のみなさんへのクリスマスプレゼントもあった『君の名は。』大合唱上映会!!

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2016.12.24
神木さん、上白石さん、新海監督は『君の名は。』でどう変わった!?

神木さん、上白石さん、新海監督は『君の名は。』でどう変わった!?

 2016年8月26日(金)に公開されるやいなや、瞬く間に大人気となった映画『君の名は。』。その人気は衰えることを知らず、12月19日(月)の時点で観客動員数16,079,937人、興行収入20,897,904,500円を突破しています。

 この大ヒットを記念して、12月23日(金)に新宿バルト9にて大合唱上映会が開催されました。今回の上映会は応援&発声&コスプレ&歌唱可能となっており、なんと主人公・立花瀧役の神木隆之介さんとヒロイン・宮水三葉役の上白石萌音さん、そして監督の新海誠氏も参戦しました。

 また、上映終了後にはクリスマスが近いことにちなんだ企画を実施した舞台挨拶も行われました。本稿ではその模様をお届けします。

なんと3人は上映を一緒に見ていた!?
 さっそく神木さん、上白石さん、新海監督がステージに呼ばれると、今回の上映を振り返っていきました。キャラクターより先にセリフを呟く人がいたり、作中で使われているRADWIMPSの楽曲を大合唱しることもあったそう。3人とも約350名のお客さんたちと感動を共有して興奮が冷めやらない様子でした。

 さらにここで驚きの発表が。なんと昨日までの観客動員数が1620万人、興行収入が210億円を突破したとのこと。19日時点から4日ほどでさらに記録を伸ばしており、まだまだ本作の勢いは止まらないようです。

 日本人の8人にひとりが見た計算になるそうで、その盛況ぶりは言わずもがな。映画公開後、周りの反応がどのように変わったのかという話題が持ち上がると、神木さんは「友達からめっちゃ連絡がきます」と話します。また、偶然にも本作を見に行った劇場で友人と再会したこともあったそうで、席が近かったのでそのまま一緒に鑑賞したのだとか。

 上白石さんが『君の名は。』のLINEスタンプを友人から送られるエピソードを語ると、「学校で三葉と呼ばれたりしないの?」と新海監督が質問。上白石さんはすごく覚えがあるようで、「名前を呼んで?」と言われたこともあるんだとか。それを聞いた新海監督は、「呼んでもらえる人はいいですね」とも。

 その後のトークでは、公開前の思い出話に花が咲きました。舞台挨拶などのイベントで顔を合わせることの多い3人は、印象的なシーンである入れ替わりの場面をこの場で再現したりと、仲の良さを見せていました。

 トークコーナーの最後で新海監督は、「本作を作ったことで大きな自信を貰った」と話しました。ディズニーやジブリの映画が興行収入100億円を超えることを凄いと思っていたそうですが、当初、自分たちの作ったものがそこまで多くの人に見てもらえることはないと思っていたそうです。ですが今回の『君の名は。』で、自分たちにもそういう作品が作れることを教えられたともコメントしていました。

3人のサイン入り新ビジュアルポスターを賭けた、クリスマス特別企画を実施!
 トークコーナーが終わると、クリスマス特別企画“映画『君の名は。』クリスマス検定”を実施しました。このコーナーでは、会場のみなさんへのクリスマスプレゼントとして用意された神木さん、上白石さん、新海監督のサインが入った本作のポスターを賭けて、『君の名は。』に関する〇×クイズに挑戦してもらうというもの。

 なかには本作を10回以上も見たというお客さんもおり、急遽問題を変更。“繭五郎の大火の繭五郎さんの職業は呉服屋である”“口噛み酒を奉納しに行った際の四葉のリュックの色は黄色である”“三葉の東京での部屋番号は203号室である”など、正解の発表を務めた新海監督が「わかるほうがおかしい」と言うほどの難問ばかり! 最後は残った数名が上白石さんとじゃんけんを行い、勝った2名の方にポスターが贈られました。

 イベント終了の時間が近づくと、新海監督は「本当に今年はみなさんに助けて頂き、とても大きなものを頂きました」とファンのみなさんに感謝を述べました。また、このイベントのが3分ほどで完売したことに触れると、このような機会を再び設けられるかもしれないという話が飛び出しました。まだまだ公開の続く本作、年が明けても応援していきましょう!

[取材・文・写真/胃の上心臓]

(C) 2016「君の名は。」製作委員会

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