映画『ライチ☆光クラブ』キャラクター配役が決定!釜山国際映画祭でのワールドプレミア上映も
©2015『ライチ☆光クラブ』製作委員会
8月25日、映画『ライチ☆光クラブ』の出演者の配役が解禁された。
『ライチ☆光クラブ』は独創的な世界観と圧倒的な画力で支持される鬼才漫画家・古屋兎丸氏のロングセラーコミックを映画化したもの。美しい少年たちの愛憎の物語として、少年同士の愛も描かれるセンセーショナルな作品だ。個性的なキャラクターが多数登場することから、出演者が発表されると、どの俳優がどのキャラクターを演じるのかに大きな注目が集まっていた。
今回は配役では、野村周平が光クラブの創設者であり、リーダーでもあるタミヤを演じることが明らかに。映画には原作の『ライチ☆光クラブ』をベースに、前日譚を描いた『ぼくらの☆ひかりクラブ』(上下巻)でのタミヤ目線のエピソードも盛り込まれており、タミヤの心理的な葛藤が描かれるという。
ゼラ役には古川雄輝。ゼラは光クラブを絶対的なカリスマ性で独裁的に支配し、「帝王」を名乗る存在で、最強の機械(ロボット)を創りだし、醜い大人たちのいない世界を作ることを企てている。14歳の誕生日を目前にひかえ、成長を恐れる少年だ。
また、原作コミックファン一番人気のキャラクター・ジャイボ役には間宮祥太朗。ニコ役には池田純矢、雷蔵役には松田凌、デンタク役は戸塚純貴、ダフ役は柾木玲弥、カネダ役は藤原季節、ヤコブ役は岡山天音が演じる
さらに、第20回釜山国際映画祭でのワールドプレミア上映も決定。今年で20周年を迎える釜山国際映画祭は、世界各国から集まった映画作品が多数上映されるほか、マーケットも開催されるアジア最大級の国際映画祭。2014年には、俳優・渡辺謙が日本人として初め司会を務めたことで話題になった。『ライチ☆光クラブ』は、「ミッドナイト・パッション部門」で上映される。「ミッドナイト・パッション部門」では、過去に山田孝之主演、白石和彌監督の『凶悪』や、役所広司主演・中島哲也監督の『渇き。』などの話題作が招待されている。
監督に抜擢された内藤瑛亮は、実話をベースにした衝撃作『先生を流産させる会』で注目された気鋭の若手監督。その後も『高速ばぁば』、山田悠介原作『パズル』といった話題作をコンスタントに発表し続けている。最旬の若手俳優と気鋭の監督によって、『ライチ☆光クラブ』がどのように映像化されるのか、今後の展開も目が離せない。
映画『ライチ☆光クラブ』は今冬、新宿バルト9ほかにて全国ロードショー。
今冬、新宿バルト9ほか全国ロードショー
出演:野村周平、古川雄輝、間宮祥太朗、池田純矢、松田凌、戸塚純貴、柾木玲弥、藤原季節、岡山天音
監督:内藤瑛亮
脚本:冨永圭祐、内藤瑛亮
原作:古屋兎丸「ライチ☆光クラブ」(太田出版)
公式サイト:litchi-movie.com