霧矢大夢が出演！　北村薫名作の舞台化『スキップ』が成井豊の脚本・演出で13年ぶりに上演

2004年にキャラメルボックスの成井豊により舞台化され評判を呼んだ『スキップ』が、13年の時を経て、来春、サンシャイン劇場に帰ってくる。原作は直木賞受賞作家、北村薫の傑作小説。今回も脚本・演出を成井豊が手掛ける。

主人公は高校2年生、17歳の一ノ瀬真理子。 ある日彼女がうたた寝から目を覚ますと、なぜかそこは25年後、夫と娘がいる高校教師になっていた……。

この「大人の真理子役」を霧矢大夢が演じると発表された。「高校生の真理子役」のほうは、年明け以降に発表予定。 続報を待て。

＜原作：北村薫 プロフィール＞

1949年埼玉県生まれ。早稲田大学では、ミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で 国語を教えるかたわら、1989年、「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。1991年『夜の蝉』で 日本推理作家協会賞を受賞。小説に『秋の花』『六の宮の姫君』『朝霧』『スキップ』『ターン』『リ セット』『盤上の敵』『ニッポン硬貨の謎』（本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞）『月の砂漠をさ ばさばと』『ひとがた流し』『鷺と雪』（直木三十五賞受賞）『語り女たち』『1950年のバックトス』『い とま申して 「童話」の人びと』『慶應本科と折口信夫 いとま申して2』『飲めば都』『八月の六日 間』『太宰治の辞書』『中野のお父さん』などがある。読書家として知られ、『詩歌の待ち伏せ』『謎物語』『ミステリは万華鏡』『読まずにはいられない 北村薫のエッセイ』『書かずにはいられ ない 北村薫のエッセイ』など評論やエッセイ、『名短篇、ここにあり』『名短篇、さらにあり』『とっ ておき名短篇』『名短篇ほりだしもの』『読まずにいられぬ名短篇』『教えたくなる名短篇』（宮部 みゆきさんとともに選）などのアンソロジー、新潮選書『北村薫の創作表現講義』、新潮新書『自 分だけの一冊  北村薫のアンソロジー教室』など創作や編集についての著書もある。

＜脚本・演出：成井豊 プロフィール＞

早稲田大学第一文学部卒業後、高校教師を経て‘85年、加藤昌史、真柴あずきらと 【演劇集団 キャラメルボックス】創立。劇団の脚本・演出を担当。現在は、TVドラマの脚本や大学での演劇 講師など多方面で活躍中。
【脚 本】 ・舞台 松竹 ミュージカル『ありがとうサボテン先生』02年3月・日生劇場 / 原作:宮部み ゆき 演出:水田伸生 出演:篠原ともえ・いかりや長介 ほか〉金曜ナイトドラマ『てるてるあした』『雨と夢のあとに』 CX『子供ほしいね』
【脚本・演出】・舞台 明治座『つばき、時跳び』〈10年・明治座 / 原作:梶尾真治 出演:福田沙紀・ 永井大・勝野洋・紫吹淳・金子貴俊・真野恵里菜 ほか〉、Dステ15th『駆けぬける風のように』、 2014年『涙を数える』『鍵泥棒のメソッド』『あなたがここにいればよかったのに』『ヒトミ』『容疑者 Xの献身』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』..他多数

＜出演：霧矢大夢 プロフィール＞

１９９４年    宝塚歌劇団入団。
２０１０年    月組トップに就任。「紫子」  「Heat on Beat!」  「THE SCARLET PIMPERNEL」
「ジプシー男爵」  「Rhapsodic Moon」  「Studio54」 「バラの国の王子」
「ONE」 「アルジェの男」
２０１２年４月  「エドワード８世」「Misty Station」で宝塚歌劇団を退団。
２０１３年５月 「マイ・フェア・レディ」出演。
２０１３年１１月 １stアルバム「The Gentlewoman」を発売。ソロコンサートを開催 ２０１４年６月    「オーシャンズ１１」出演。
２０１４年８月    「 I DO ! I DO ! 」出演。
２０１４年１２月  「ヴェローナの二紳士」出演。
２０１５年９月、１０月  「ラ・マンチャの男」出演。
２０１５年１２月  「レミング」出演。
２０１６年４月  「THE LAST FLAPPER」出演。
２０１６年７月 「マイ・フェア・レディ」出演。
２００９年    文化庁芸術祭演劇部門新人賞受賞。
２０１５年    第22回読売演劇大賞  優秀女優賞受賞  （受賞作「I DO! I DO!」）