リリスク全国ツアーZepp Tokyoで完結、現体制ラストライブは2月に新宿で
「lyrical school tour 2016 "guidebook"」最終公演の様子。
lyrical schoolのワンマンツアー「yrical school tour 2016 "guidebook"」が、12月29日に東京・Zepp Tokyo公演をもって幕を下ろした。
キングレコードより11月にリリースされたメジャー1stアルバム「guidebook」を携え、全国6都市で展開された今回のツアー。12月2日にはアルバム「guidebook」全曲を曲順通りに披露するスペシャルライブも実施されたが、ツアー最終公演では過去の楽曲も織り交ぜつつ、アルバムの中で描かれている架空の都市「けやき町」の物語が表現された。
「guidebook」のオープニングナンバー「GOLDEN」でライブをスタートさせたリリスクは、「韻シスト」「Maybe Love」「brand new day」など新旧織り交ぜながら7曲を一気に畳みかける。熱狂的な歓声で受け入れられた5人は一様にハイテンションで、MCでは簡単な自己紹介を済ませるとすぐにリーダーayakaが「ドラムスプリーズ!」とシャウト。「そりゃ夏だ!」から「けやき町」の季節は夏へと変わり、「FRESH!!!」「サマーファンデーション」「wow」「Avec Summer」とサマーチューンが連発された。場内の熱気はさらに上昇したが、続いてメジャー3rdシングル「マジックアワー」が歌われると舞台は暗転。場内に雨音が流れ、ステージ上には傘を持った人々が行き交う。道行く人々がストップモーションになり、リリスクの5人のみが動き出すと「ひとりぼっちのラビリンス」でライブは再開。夜を思わせるライティングで「P.S.」「リリシスト」「もし」を歌い、場内を神秘的なムードに包み込んだ。
さわやかなナンバー「恋わずわず」に呼応するように雨が上がり、ライブはラストスパートへ。アルバム「guidebook」のクライマックス「ラストソング」では歌詞の内容とVJがシンクロし、アルバム同様の流れでメジャーデビューシングル「RUN and RUN」へとなだれ込む。そしてラストは初期からの人気曲「photograph」で締めくくられた。
アンコールの声を受けてメンバーが再びステージに現れると、ヘッズ(lyrical schoolファンの総称)はカラフルなペンライトを点灯させてメンバーの登場を歓迎。「素敵な景色だー!」「すごい!」と大喜びの5人は、アコースティックアレンジの「わらって.net」でクラップを合わせてヘッズとの一体感を楽しんだ。ayakaは「皆さんのおかげでツアー完走することができました」とヘッズに感謝の思いを伝えると、改めて先日発表となったメンバー3人の卒業について言及。リリスクは2月末をもって初期メンバーのayaka、ami、meiが卒業し、minan、himeに新たなメンバーを加えた新体制へと移行する。ayakaは現体制でのラストライブが2月26日、東京・新宿BLAZEで行われることを発表。minanは「2月末まで、それ以外にもたくさんライブが決まっていますので、私たちにいっぱい会いに来てください!」と呼びかけた。そして5人はさらに「リボンをきゅっと」「PARADE」「ワンダーグラウンド」と3曲を披露。笑顔で2016年最後のステージを終えた。
lyrical school tour 2016 "guidebook"
2016年12月29日 Zepp Tokyo セットリスト
01. GOLDEN
02. プレイルーム
03. 流れる時のように
04. おしえて
05. DO IT NOW!
06. Maybe Love
07. brand new day
08. そりゃ夏だ!
09. FRESH!!!
10. サマーファンデーション
11. wow♪okadada remix
12. Avec Summer
13. マジックアワー
14. ひとりぼっちのラビリンス
15. P.S.
16. リリシスト
17. もし
18. 恋わずわず
19. おいでよ
20. プチャヘンザ!
21. ラストソング
22. RUN an RUN
23. photograph
<アンコール>
24. わらって.net album ver.
25. リボンをきゅっと
26. PARADE
27. ワンダーグラウンド