‟星ガール”の顔面に殺人ウニがめり込む!チャウ・シンチー監督最新作『人魚姫』本編映像の一部を解禁
リン・ユン 映画『人魚姫』より (C)2016 The Star Overseas Limited
『人魚姫』は、日本でもヒットした『少林サッカー』『カンフーハッスル』などの監督チャウ・シンチーの最新作。中国で590億円超えの記録的大ヒットを記録し、同国の歴代興行成績No.1となったアクションエンタテインメントだ。劇中では、リゾート開発のため美しい自然保護区域を買収し、埋め立てることを決めた若き実業家リウ(ダン・チャン)と、環境破壊のせいで絶滅の危機に瀕していた“人魚族”の可憐な人魚シャンシャン(リン・ユン)のロマンスが描かれる。しかし、シャンシャンと人魚族は一族と環境を守るため”リウ暗殺作戦”を進め、二人の募る思いとは裏腹に人魚と人間の激しい戦いが繰り広げられる。
解禁された本編映像は、シャンシャンが人魚族の宿敵である実業家・リウの暗殺を試みるシーン。リウのオフィスに潜入したシャンシャンは、殺人ウニで投げつけようとするが、そのたびに灰皿や書類が飛んで来たり、透明な壁に阻まれて返り討ちにあったりと散々な目に遭う。ド派手なアクション&CG以上にシンチー監督が得意とする、ベタなコメディ演出が満載だ。
顔面にウニをめり込ませ、泡を吹くハメになるシャンシャンを演じたリン・ユンは、12万人の応募があったオーディションを勝ち抜き、主演を射止めた19歳の新人女優。シンチー監督は、『食神』のカレン・モクや『喜劇王』のセシリア・チャン、『ミラクル7号』のキティ・チャンなど、抜擢した主演女優をスターにすることで知られており、その女優たちは「星ガール」と呼ばれている。シンチー監督は、劇中で愛らしい「星ガール」たちを(演出で)ボコボコににすることで知られているが、本作のヒロインもひどい遭うことは間違いなさそうだ。
リン・ユン 映画『人魚姫』より (C)2016 The Star Overseas Limited
リン・ユンは、2016年は綾野剛とともにニューヨーク・アジア映画祭のライジング・スター賞受賞を受賞するなど、順調な女優デビューを果たしている。今後のシンチー作品や中華圏映画で活躍する可能性が高い女優なので、ファンは要チェックだ。
なお、本作を観た電撃ネットワークの南部虎弾は「ぎゃははは、バンザ~イ!やっと、やっと、やっとチャウ・シンチー監督が帰って来た!俺は本当に待ってたんだぜーい!馬鹿馬鹿しいにも程がある!NO CHAUSHINTI NO LIFE.」と熱いコメントを寄せている。
(C)2016 The Star Overseas Limited
映画『人魚姫』は1月7日(土)より2017冬の香港・中国エンターテイメント映画まつりとして、シネマート新宿ほかにて全国順次公開。
(C)2016 The Star Overseas Limited
出演:ダン・チャオ『ドラゴン・フォー3 秘密の特殊捜査官 最後の戦い』、リン・ユン、キティ・チャン『ミラクル7号』、ショウ・ルオ『西遊記~はじまりのはじまり~』
原題:美人魚 英題:Mermaid
(2016年/中国・香港/94分/中国語)
字幕翻訳:伊東武司
配給:ツイン
公式サイト:http://asian-selection-movie.com/
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