堀部安嗣展『建築の居場所』、映像や事務所再現で設計プロセスを紹介

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2017.1.4
 堀部安嗣『ある町医者の記念館』1995年 ©堀部安嗣

堀部安嗣『ある町医者の記念館』1995年 ©堀部安嗣

『堀部安嗣展 建築の居場所』が、1月20日から東京・乃木坂のTOTOギャラリー・間で開催される。

建築家の堀部安嗣は、益子義弘に師事したのち、1994年に堀部安嗣建築設計事務所を設立。2013年竣工の『竹林寺納骨堂』で、今年に『第68回日本建築学会賞』作品賞を受賞した。

同展では短編映画5本の上映を通して堀部の建築作品を紹介。『竹林寺納骨堂』『阿佐ヶ谷の書庫』『イヴェール・ボスケ』などの14作品を中心に、設計の過程、施主へのインタビュー、周辺環境の様子などが映し出される。また会場には堀部の事務所のインテリアを再現し、建築が生まれるまでの過程を模型や愛用の設計用具、堀部が影響を受けた建築などを通して紹介する。

なお期間中には堀部によるギャラリートークが開催されるほか、1月27日に東京・霞が関のイイノホールで講演会『建築の居場所』が開催。1月19日には著書『堀部安嗣 建築を気持ちで考える』の刊行も予定されている。

 

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