河鍋暁斎展『これぞ暁斎! 世界が認めたその画力』、英から多彩作品が来日
河鍋暁斎『名鏡倭魂 新板』明治7(1874)年 大判錦絵三枚続 イスラエル・ゴールドマン コレクション Israel Goldman Collection, London Photo:立命館大学アート・リサーチセンター
展覧会『ゴールドマン コレクション これぞ暁斎! 世界が認めたその画力』が、2月23日から東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催される。
幕末から明治にかけて活動した絵師の河鍋暁斎。幼い頃に浮世絵師の歌川国芳に入門した後に狩野派に学び、流派に捉われない画法で仏画や山水画から戯画、風刺画まで様々な画題をユーモアを交えながら描いた。
同展では、暁斎作品のコレクターとして知られるイギリス在住のイスラエル・ゴールドマンが所蔵する作品を紹介。神々や仏、幽霊、鬼、妖怪、人間や蛙、烏といった動物など多岐にわたる主題を描いた暁斎の作品の全体像が示される。
なお同展は4月22日から高知・高知県立美術館、6月10日から京都・美術館「えき」KYOTO、7月29日から石川・金沢の石川県立美術館を巡回予定。