『ブレードランナー 2049』続報、デッカードは30年も行方不明に
映画『ブレードランナー 2049』の続報が発表された。
同作はフィリップ・K・ディック原作、リドリー・スコット監督による1982年の映画『ブレードランナー』の続編。前作で描かれた2019年から30年後の2049年が舞台となり、ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、ロビン・ライト、ジャレッド・レトらが出演する。
今回明らかになったのはあらすじの一端。ライアン・ゴズリング演じる新人捜査官の「K」が、ハリソン・フォード演じる前作の主人公で、30年間行方不明になっているリック・デッカードを捜索するところから物語が始まるという。発表にあわせて、ゴズリングとフォードが並ぶツーショット写真が公開された。
フォードをヒーローとして慕っているというゴズリングは、初対面時の印象について「ちょうどセットが独特の雰囲気の霧に包まれていた時に、どこからともなくハリソンが現れたんだ。シルエットだけでも間違えようがなかったよ。僕は彼を満足させる物を創り上げられる事を心から願ったんだ」とコメントしている。
また監督のドゥニ・ヴィルヌーヴは撮影期間中に、フォードやリドリー・スコットと「デッカードがレプリカントであるべきか、人間であるべきか」論争したと回想。「オリジナルの大ファンとしては、この夕食の席は一生の思い出になったよ(笑)」と語っている。なお『ブレードランナー 2049』で論争の答えが示されるか否かについては、現時点では明らかにされていない。