氷川きよしが憧れの美空ひばりを語った！『美空ひばり生誕80周年記念 だいじょうぶよ、日本！ふたたび』発表会見

2017年4月5日（水）に東京ドームにて『美空ひばり生誕80周年記念 だいじょうぶよ、日本!ふたたび』が開催される。1月30日（月）美空ひばり記念館にて発表記者会見が行われ、株式会社ひばりプロダクション代表取締役社長の加藤和也、徳光和夫、氷川きよしが登壇した。

2017年に生誕80周年を迎える美空ひばりさん。メモリアルイヤーとなる年に日本を代表するアーティストたちが、美空ひばりさんと縁が深い東京ドームにてトリビュートライブを行う。

前回同様、今回も司会に抜擢された徳光は「美空ひばりさんの記念コンサートで司会が出来るってことは、アナウンサーになったときからこれほど冥利に尽きることはないと思っております。改めまして、今回こうして司会をさせていただけるというのを噛み締めながら務めさせていただきたいと思います」と挨拶。

出演アーティストを代表して氷川は「6年前にひばりさんのメモリアルコンサートに参加させていただきまして、大変光栄なことでございます。そのときは『人生一路』を歌わせていただいて、この景色をひばりさんはご覧になられて、ご自身の身体が大変なときに歌ってらっしゃったんだなと思うと、本当に胸にグッとくるものがあります。あのときも幅広いジャンルのみなさんとご一緒させていただきましたけど、今回も多くの方が出られるので、僕も憧れのひばりさんの曲を心を込めて当日は歌わせていただきたいと思っております」と話した。

東京ドームで初めて美空ひばりさんの楽曲を披露したときの心境を聞かれた氷川は「憧れの美空ひばりさんの素晴らしい作品なんで、すごく緊張しながら『人生一路』を歌わせていただいたんですけど。とにかく一生懸命で自分らしく、ひばりさんに感謝の想いを込めて歌おうっていうがむしゃらな気持ちでしたね。東京ドームはこんなに広いんだってびっくりしました」とのこと。

また「歌い継がせていただくと言うとおこがましいですけど、ひばりさんがご自身の人生を歌で表現して、人生をこうやって生きてたというのを伝えるために生まれてきたんだなというのを、すごく感じるんですよね。だから、みなさんもこうしなさいって教えてくださった方だったんだなっていうのを、自分が歌手になって感じます。ひばりさんのお手紙のような感じがして、ひばりさんの作品を後世のみなさんに伝えていくことが僕の使命でもあるなと感じます」と熱い胸の内も話してくれた。

「美空ひばり生誕80周年記念 だいじょうぶよ、日本!ふたたび」は4月5日（水）東京ドームにて開催される。1月31日（火）から先行販売（e+プレオーダー）が開始となる。

取材・文・撮影／鈴木 唯