『テニミュ』3rdシーズン 青学vs聖ルドルフが開幕

ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンの最新作「青学（せいがく）vs聖ルドルフ」が、5日よりTOKYO DOME CITY HALLにて上演中だ。

不動峰に勝利した青学と、エリート集団・聖ルドルフ学院との都大会準々決勝戦が繰り広げられる本作。2ndシーズンでは「青学vs聖ルドルフ・山吹」として凝縮された物語が、今回、『テニミュ』初登場の聖ルドルフテニス部副部長の野村拓也も加わり、新たに描かれる。

初日を前にしたキャストのコメントは以下の通り。

■古田一紀　越前リョーマ役
前回の不動峰公演の時は、リョーマは手塚や（越前）南次郎に負けていましたが、聖ルドルフ公演では圧倒的に（不二）裕太を倒すので、体を鍛えました。新曲が7曲もあるので、これまでご覧になった方々も新鮮な気持ちで楽しめると思います。毎公演、全力でやります！　いつでも観に来てください。

■神里優希　不二周助役
大好きな弟が登場するので、稽古中から兄弟を意識してきました。二人のシーンは特別な思いがあるので、兄弟愛を伝えられるように表現したいです。『テニミュ』の魅力である音楽と映像の融合、そこにキャストの思いが加わり、すごくすてきな作品になっています。ぜひ観に来てください。

■宮城紘大　観月はじめ役
観月は聖ルドルフの中心人物ですが、1幕と2幕で心境に大きな変化があるのでぜひそこに注目してほしいです。『テニミュ』では初登場となる新キャラクターの野村拓也が加わり、これまでとは違う聖ルドルフが見どころです。不動峰とは違ったカラーの対戦校の僕たちに注目してください。

■大原海輝　不二裕太役
リョーマとの戦いや、兄である周助との関係、また、試合をする前と後の裕太の気持ちの変化をぜひ観てほしいです。ステージに立ってみて、自分でも鳥肌が立ちましたが、その気持ちを観に来てくださった客席の皆さんにも感じていただけるように頑張ります。

■青木空夢　橘桔平役
とてもかっこいい演出があるのですが、これができないのは橘としてどうなんだろう？と勝手にプレッシャーを感じていました。そんな僕にも注目してください（笑）。不動峰7人がそろった姿を観られるのは残り少ないと思うので、ぜひ楽しんでほしいです。

東京公演は13日（日）まで。その後、宮城、愛知、大阪、福岡でのツアー公演を経て、10月30日（金）からは東京凱旋公演が行われる。