『京都音楽博覧会2017』の全貌が明らかに!? くるりのラジオ公開録音レポート

レポート
2017.9.11
くるり 撮影=森好弘

くるり 撮影=森好弘

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α-STATION ×京都音楽博覧会2017『FLAG RADIO』公開録音 SPECIAL EVENT~オンパク 夏の特別課外授業~
2017.8.25(FRI) COCON KARASUMAアトリウム2Fカフェ跡地

今年で11回目を迎える、くるり主催の野外イベント『京都音楽博覧会2017 IN 梅小路公園』が、9月23日(祝・土)に京都・梅小路公園芝生広場で開催される。これに先立って、くるりがDJをつとめる、京都FM・α-STATIONの『FLAG RADIO』(毎週月曜21時~)と『音博』が連動した公開録音スペシャルイベントが8月25日に行われた。

今年の『音博』のテーマは“生歌謡ショー”。ブラジルの新世代を代表するAlexandre Andrés & Rafael Martini、UA、Gotch(ASIAN KUNG-FU GENERATION) 、田島貴男(ORIGINAL LOVE)、インドネシアのDhira Bongs、アルゼンチンのTomi Lebrero、二階堂和美、そして布施 明といった国内外から豪華アーティストが集結する。

くるり 撮影=森好弘

くるり 撮影=森好弘

「オンパク 夏の特別課外授業」と題した今回の公開録音は、一味違うテーマのもと開催される『音博』の魅力や、まだまだ謎に包まれた全貌について、観客と共に授業形式で学んでいく内容となっていた。京都・COCON KARASUMAに設置された学校風の特設スタジオには、つめかけた多くのファンで開始前から賑わっていた。先生役(司会)を務める、α-STATIONのDJ・マツモトアキノリに呼びこまれて、学生服を着たくるりの岸田繁(Vo&G)、佐藤征史(B)、ファンファン(Tp)が照れくさそうにしながら“登校”。同局が9月1日より発売開始されたオリジナルの日本酒「純米吟醸原酒 京白菊日」がふるまわれ(学生という設定なのに…)、乾杯の音頭と共にイベントがスタートした。お酒も入りご機嫌なトークがさく裂し会場は終始和やかな雰囲気に。

佐藤征史(Ba) 撮影=森好弘

佐藤征史(Ba) 撮影=森好弘

くるりのメンバーだけでなく観客参加型の簡単なクイズが出題されると、大喜利のごとくボケにボケまくるメンバー。一方、『音博』やくるりの歴史を紐解く問題では、真摯に当時を振り返りながら、11年目を迎えるイベントへの意気込みを語っていく。2015年の育休から復帰したばかりのファンファンは、「まっさらな気持ちで再スタートさせてもらって、今もドキドキしています!」と笑顔で心境を明かした。

ファンファン(Tp) 撮影=森好弘

ファンファン(Tp) 撮影=森好弘

今年のテーマ“生歌謡ショー”について聞かれた岸田は、「音楽の演奏そのものが違う」とコメント。佐橋佳幸(G)、Dr.kyOn(Key)、高桑圭(B)、屋敷豪太(Dr)といった名うてのミュージシャンによって特別編成されたハウスバンド、そして京都市立芸術大学卒のメンバーを中心に構成された“京都音博フィルハーモニー管弦楽団”が、くるりを含む全9組のライブで生演奏を行う。さらに、各出演者の楽曲を岸田繁と徳澤青弦によって管弦楽編曲して披露することも発表されている。「今年で11年なので新しいことをやろうとなって、今回は出演者の音楽まで介入しています。単純なコラボレーションでは面白くないから、彼らの楽曲を僕がプロデュースして編曲をして歌ってもらう。今、編曲をやっているんですけど、まぁまぁヤバい。出来てるもんは、この日だけのためにこれをやるのがもったいなくて、どう商売にするか考えないといけないぐらい…、マジでヤバい」と、興奮ぎみに語った岸田。「これは面白いんちゃうかと思って初めてはみたものの、どうなるかは僕ら自身もまだ全然分からない。誰もやったことがないことをやろうとしているので、来る方は歴史の証人になると思います」と、メッセージを送った。

岸田 繁(Vo/Gt) 撮影=森好弘

岸田 繁(Vo/Gt) 撮影=森好弘

さらに、出演者からくるりへ当日の意気込みを込めたメッセージが到着。Gotch(ASIAN KUNG-FU GENERATION)は、2012年に参加した『音博』を振り返りながら、「自分はどちらかというと、長嶋茂雄みたいに雰囲気で音楽に取り組むところがあるんですけど、岸田くんは緻密に組みあげていっている。出演者全員分、そのエネルギーでやっていることには頭が下がる。稀有な才能と集中力を持っている人だと感動しながら音源を聴かせていただきました」と岸田アレンジの楽曲を絶賛。現段階で、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの『迷子犬と雨のビート』の演奏が発表されており、岸田も「めっちゃうまいこといったんで、楽しみにしといてもらえたら」と自信をのぞかせた。

会場の様子 撮影=森好弘

会場の様子 撮影=森好弘

そう、今年の『音博』は披露する楽曲が一部、事前に発表されている。これについて岸田は、「紅白歌合戦もクラシックのコンサートも曲目が決まっている。当たり前と思っていることをやることがいい時もあるんですけど、当たり前と思っていることをやってみないというのも、自分たちにとっては楽しくて発見がある。全部分かった上で、どんな演奏になるのか想像するのも楽しいと思います。いろいろ工夫を凝らしたことをやるので、「うぉ!」ってアレンジを聴いていただけたら」と理由を明らかにした。

続いて、音博初出演のUAからもメッセージが到着。「前からめっちゃ出てみたかったんです。ただでさえ、京都が好きなのでで歌えるとなると異常に嬉しいです」と喜びを露わにして、くるりとの初対面の想い出エピソードなどを披露。さらに、アルゼンチン出身のTomi Lebreroは、14年と15年に出演した『音博』の想い出を「決して私の心から消え去ることはありません」とスペイン語で熱くスピーチ。これを受けて岸田は、「地球の裏側にあるアルゼンチンの人と音楽を通して親友になれた」と音楽の素晴らしを再確認したと感慨深そうに語った。

くるり 撮影=森好弘

くるり 撮影=森好弘

最後に、開催が目前に迫った『音博』にまつわる秘密をぶっちゃけトーク。佐藤は「『FLAG RADIO』のOA曲を聴いていたら、どんな楽曲を当日披露するか分かるはず!」と出演者の他のセットリストにまつわるヒントを出す。。ひと味もふた味も違う11年目の『音博』。くるりが国内外の名だたるアーティストと共に作り上げる歴史的瞬間を見逃さないでほしい。

『京都音楽博覧会2017 IN 梅小路公園』 撮影=森好弘

『京都音楽博覧会2017 IN 梅小路公園』 撮影=森好弘

『α-STATION ×京都音楽博覧会2017『FLAG RADIO』公開録音 SPECIAL EVENT~オンパク 夏の特別課外授業~』の模様は、9月11日(月)と18日(月)に放送予定。『京都音楽博覧会2017 IN 梅小路公園』出演者から続々と寄せられた意気込みメッセージも放送されるなど、当日への気持ちを盛り上げる内容となっている。

レポート・文=大西健斗 撮影=森好弘

オンエア情報
FM京都 α-STATION『FLAG RADIO』
放送日時:毎週月曜日 21:00~22:00
DJ:くるり
FLAG RADIO番組サイト: http://fm-kyoto.jp/blog/flag_radio/

 

イベント情報
京都音楽博覧会2017 IN 梅小路公園
開催日: 2017年9月23日(土)
場所: 京都・梅小路公園 芝生広場
(JR・近鉄・地下鉄京都駅より徒歩15分、阪急大宮駅より徒歩25分)
開場: 10:30 開演: 12:00 (いずれも予定) *雨天決行・荒天中止
出演: くるり / Alexandre Andrés & Rafael Martini / UA /
Gotch(ASIAN KUNG-FU GENERATION) / 田島貴男(ORIGINAL LOVE) / Dhira Bongs
Tomi Lebrero / 二階堂和美 / 布施 明 / and 京都音博フィルハーモニー管弦楽団
http://kyotoonpaku.net/2017/

 
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