頑張るおっさん＆もがくイケメン達の物語『THE CONVOY SHOW「星屑バンプ」』がスタート、 聖地・博品館にCONVOYカムバック！

50歳越えの男たちによるノンストップ・エンターテイメント「THE CONVOY SHOW」の33作目の公演、『星屑バンプ』が2017年9月7日に銀座・博品館劇場で開幕した。

「THE CONVOY」のメンバーである今村ねずみ、瀬下尚人、舘形比呂一、黒須洋壬、前作『asiapan』から参加した若いキャスト佐久間雄生、本田礼生、荒田至法、そこに今回新たに21歳の伊藤壮太郎が加わり、総勢8名の男たちがダンス、歌、芝居を織り交ぜ、めくるめくパフォーマンスを繰り広げた。

物語は今村、尚人、舘形、黒須がゆるーい動物の着ぐるみ姿という、あまりに予想外のいでたちから始まる。子供向けのファミリーイベントをやっている彼ら。そこに戦隊モノの若いスーツアクターたちが（佐久間、本田、荒田、伊藤）やってきた。

どうやら、ピンクレンジャー役が倒れてしまい、代役を探しているらしい。ぎっくり腰だ、五十肩だと逃げ回る着ぐるみ組だが、「一緒にダンスコンテストに出てくれたら引き受ける」と提案。若者たちはこのおかしなおっさんたちと組んで、コンテストを目指す羽目に。とにかくこのおっさん4 人が、謎だらけ。ダンスの傍ら、キャラクターごっこをして、
昭和のギャグを発しまくる。かと思えばモノマネで勝負したり、ラップ&hiphop 対決をするなど、新しいモノへの意欲も旺盛。年取ってもまだ子供向けのショーを生き生きとやっている彼らの生き様に若者たちはジェネレーションギャップを感じて不安になるが、同時に彼らの目が輝いていることに気付き出す……。

この作品は結成30周年を迎え、俺たちまだまだ輝くぜ！というTHE CONVOY の決意表明。50代越えのおじさん達に、
20代の若者がついていくという、何とも頼もしい舞台となっている。まだまだ頑張る50代、夢に向かう20代……親子ほどの歳の違う者達が、一緒にものづくりし、同じ夢を描いていく姿は、まさに「頑張るおっさん達ともがくイケメン達」のステージだ。しかと受け止めたい。