観月ありさ、座・ALISA旗揚げ公演で松下由樹と「踊りたい」~リーディング・コンサートでピュアな愛を描く

レポート
舞台
2017.11.23
観月ありさ、松下由樹

観月ありさ、松下由樹


女優として、歌手として、今なお、第一線で活躍を続けている観月ありさが、異なる分野で活躍する仲間たちを集め、より新しい感動を伝えたいという思いで「座・ALISA」を旗揚げした。その第1弾公演として、<Reading Concert喜歌劇「天国と地獄」オッフェンバック原作より「『12月25日、雪』~天国と地獄~」>の上演が決定し、11月22日(水)に、製作発表が行われた。製作発表には観月とともに、松下由樹も登場し、本作出演への思いを語った。

観月ありさ、松下由樹

観月ありさ、松下由樹

本作は、運動会の徒競走の曲としても有名な「天国と地獄」のオペレッタを原作に、日本のクリスマスに起こった悲喜劇にリライトした作品。朗読と歌、ダンスを織り込み、おもしろくも切ないストーリーを展開し、大人の愛の中にも忘れ去られたピュアな愛を教えられる女性賛歌のリーディング・コンサート形式の舞台となる。本作には、観月、松下のほかに、5月に行われた観月のリーディング・コンサートに引き続きA.B.C-Zの五関晃一、コング桑田、佐藤永典の出演も決定。五関は、振り付けも担当する。

観月ありさ、松下由樹

観月ありさ、松下由樹

今回の旗揚げにあたり、観月は「かなり前からプロデュースをしたいという思いがありました。いろいろと考えていたんですが、昨年、歌手デビュー25周年を迎え、改めて自分の楽曲は良い曲が多いと思ったんです。これをコンサートにしてステージで歌えないかと考えました。そして、私はずっとお芝居もやってきたので、お芝居も混合して、新しい形のステージができないかなと思いました」とその経緯を説明。観月は、これまでにもデビュー25周年を記念した『リーディング・コンサート』を開催した経験があり、「リーディングは、見ている方も想像を膨らませられるのが魅力でもあります。今回は、動きのあるリーディングにし、お芝居をしているように読みたいと思っています」と演出プランについても語った。

観月ありさ

観月ありさ

観月とは『ナースのお仕事』(CX系)以来、3年ぶりの共演となる松下は、「どんなリーディング・コンサートができるんだろうとワクワクした気持ちで待ちわびています。久々の共演で、(『ナースのお仕事』で見せた)先輩後輩のイメージが強いと思いますが、今回はドラマチックな作品になっていると思うので、また新たな一面を見ていただけたらなと思います」とコメント。さらに、観月について、「若いときから、キャピキャピしてなくて、堂に入った姿が年下なのに頼もしい。引き込まれるお芝居をするのですごい」と絶賛した。

松下由樹

松下由樹

一方、「座長としてみんなを引っ張っていき、多少の無理難題を言いながらもがんばっていこうと思う」と意気込む観月は、その無理難題の一つとして「由樹さんに踊っていただこうと思っています」と松下に打診。松下は「初耳です」と苦笑いしながらも、「できる限りやれることはやらせていただきます」と快諾した。さらに観月は「由樹さんと一緒に踊りたい」と話し、観月の楽曲に合わせて松下が踊る構想も明かした。

座・ALISA Reading Concert喜歌劇「天国と地獄」オッフェンバック原作より「『12月25日、雪』~天国と地獄~」

座・ALISA Reading Concert喜歌劇「天国と地獄」オッフェンバック原作より「『12月25日、雪』~天国と地獄~」

取材・文・撮影=嶋田真己

公演情報
座・ALISA Reading Concert喜歌劇「天国と地獄」オッフェンバック原作より「12月25日、雪」~天国と地獄~
 
■日時・会場:
【東京公演】2017年12月11日(月)~12月13日(水)天王洲 銀河劇場
【大阪公演】2017年12月20日(水)~12月21日(木)サンケイホールブリーゼ
原作:オッフェンバック 喜歌劇「天国と地獄」
台本・演出:モトイキ シゲキ
振付:五関晃一(A.B.C-Z)
音楽監督:鎌田雅人
出演:観月ありさ/松下由樹/五関晃一(A.B.C-Z)/コング桑田/佐藤永典
■公式サイト:http://www.rising-pro.jp/artist/alisa/news/?nID=VFOqMasbQt 

 
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