12.9両国国技館で客席をノックアウトしたい!——『ANIMAX MUSIX 2017 YOKOHAMA』出演ミルキィホームズインタビュー

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2017.12.1
ミルキィホームズ

ミルキィホームズ

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2017年11月23日(木・祝)、神奈川・横浜アリーナにて開催されたアニメミュージックの祭典”ANIMAX MUSIX 2017 YOKOHAMA”。1月に開催した大阪公演に続き、今回の横浜公演に登場したミルキィホームズ。作品の舞台である、”聖地”横浜でのステージを終えたミルキィホームズ(三森すずこ、橘田いずみ、徳井青空、佐々木未来)のメンバーに、『ANIMAX MUSIX』の感想、今後の活動などについてインタビューした。

――『ANIMAX MUSIX』は大阪公演も出演されて、今回の横浜公演ということになりますが、ほかのイベントと比べて、『ANIMAX MUSIX』はここが違うな!というところはどんなところか、お聞かせください。

三森すずこ(以下 三森):アーティストそれぞれ”たっぷり”と歌わせてもらえるということと、とても長ーーーい時間のイベントなのですが、カバーとか、コラボとかでちょこちょこ出番があるので、出演者も楽しめるお祭り感の高いイベントだなと思います。

橘田いずみ(以下 橘田):長いなという印象はありますが、とにかくお客さんがすごい!ですね。6時間半という長い時間、ずっと元気に盛り上がってくれるんですけど、イベントの最後の方で、「元気ですか?」って質問すると、まだまだ笑顔でいけるぞ!という返しをしてくれるので、お客さんに感謝のイベントです。

徳井青空(以下 徳井):アニソンがテーマになっているので、ミルキィも今までのアニソンを披露するので、ほんと、アニメ好きにはたまらないイベントなんじゃないかなと思います。

佐々木未来(以下 佐々木):私たちが”やりたいこと”を叶えてくれるイベントですね。(今回のコラボにも触れながら)コラボとかも「この人とやりたい!」と言えばやらせてくれるし、大阪公演とかでは、ミルキィらしい演出をしてくれたりします。他ではないような演出をしてくれるので、おもしろいなって思います。

――今の流れで教えていただきたいのですが……、『ANIMAX MUSIX』ならではの演出や装置で、魅力だなと思う点はありますか?

徳井:テーマカラーがありますね。横浜公演は「ブルー」ってなっていて。今回もオープニングで、お客さんがブルーのライトを振ってくれていて、そこに、ブルーの旗を持って登場したりして。パンフレットも今回ブルーの布に包まれて撮影したりして。テーマカラーとかがあると、みんなで一緒に!みたいな感覚が出るので、とてもおもしろいですね。

――『ANIMAX MUSIX』は、1月の大阪公演に続いて今回2度目ということになりますが、前回との違いなどはありますか?

佐々木:今回は開催地が”横浜”ということもあり、私たちは横浜を舞台にしたアニメをやっているので、横浜にゆかりがあるので、よりホーム感があったなと思いました。「受け入れてくれている」というのが実感できました。

――(ライブ中に)横浜は”聖地”とおっしゃっていましたしね。

橘田:横浜は特別ですね。横浜でライブするときが一番うれしいって感じます。安心感がありますし。

三森・徳井・佐々木:うんうん(と大きくうなずく)。

――過去の『ANIMAX MUSIX』はご覧になったことはありますか?その中で印象に残っているステージやシーンなどはありますか?

三森:ソロで出たことがあるという思い出があります。自分の思い出ですが(笑)

橘田:あれ? 大阪公演は誰とコラボしたっけ?

佐々木:i☆Risとガルパン歌ったね。(と振り返ると、楽しそうに歌い始める4人。)そのときの話題の曲をみんなで最後に歌ったりするのも『ANIMAX MUSIX』ならではだと思います。誰もが知ってる曲を歌うんです。前回の「前前前世」みたいな感じで、タイムリーな曲を歌います。今回も今年ならではの曲を歌う予定なので、楽しみです。

――今後もコラボがあるとしたら、どのアーティストさんとどんなコラボをしたいという希望はありますか?

徳井:3組くらいでコラボしたいなと思います。ずらっとカラフルに並ぶユニットみたいな感じで。あと、色別でというのも楽しいかも。黄色は黄色だけでみたいな感じで。色ごとに特徴が出そうで面白い。近しい人とのコラボって感じで。

三森・橘田・佐々木:いい! それいい!! おもしろーーーい!(と拍手をしながら盛り上がる)

――アニメミュージックの魅力を一言ずつお願いできますか?

三森:アニメミュージックって「これ!」っていう定型がないというか……。ロックもあるし、カワイイのもあるし、流行りのものみたいなのもあって、いろいろなジャンルがあるから、こういうイベントに出ると、本当にいろいろな種類の音楽が聴けるのでうれしいって感じます。

橘田:合いの手が多いので、自分もライブ会場に行ったら、一緒になって声出しちゃうという感じの楽しさに魅力を感じます。

徳井:お客さんが魅力的です。みんなペンライトを必ず持っていて、曲やアーティストに合わせて色を変えて振ってくれたりするところは、ほかのアーティストのライブではあまりないことなので、あったかいなという感じがします。

佐々木:「色褪せないな〜」という印象ですね。何年前の曲を歌っても、聴いた瞬間にアニメの記憶とともに思い出が”バーって”よみがえってきて「いい!」って思えるところが魅力だなと思います。

ミルキィホームズ

ミルキィホームズ

――今日はWake Up, Girls!とテレビアニメ『ゆるゆり』の主題歌「ゆりゆららららゆるゆり大事件」を披露されましたが、その感想を教えてください。

三森:私も出演していたので……。なんだかこの形でのコラボというのは不思議な感じもしますが、とても楽しいって思いました。歌詞もおもしろいし、曲も楽しいし、何より、お客さんが一緒になって「ゆりゆらら〜」ってやってくれたのがよかったです。

――ミルキィホームズとして出ているのに、生徒会で歌うのって不思議な感じですよね。

三森:不思議でしたけど、とても久しぶりに歌う楽曲なので、単純に楽しめました。

佐々木:早口がすごい。全然、ずっとできなくて。今日、ステージに上がる直前までずっと練習してました。

橘田:以前、アニサマでも歌ったのですが、そのときはあの早口パートは私たちじゃなかったですからね。

佐々木:きちんと言えたかどうかは微妙なところです(笑)。

――ユニットとしてミルキィさんも2018年2月で4人が集まって8周年となります。コラボもそうですが、今日はLuce Twinkle Wink☆さんといった後進のユニットがどんどん登場してきていますが、そのような今の状況をミルキィさんはどう感じていますか?

橘田:若いなって思いますね。

徳井:「小学校の頃、観てました」とか言われるようになりましたね。

(三森・橘田・佐々木):言われる〜。

徳井:そういうのを聞くと、「あ、私たちも重ねてきたんだな」って思います。影響する側になったというのを実感しますね。「小さい頃、観てました」とか、言われること本当に増えたのですが、単純にうれしいって感じます。

――そういった若い方たちに対して、「負けないぞ」とかライバル心とか出たりするんですか?

橘田:私は、年齢を重ねるごとにダンスを激しくしていこうと決めています。年長が頑張っているとなんかうれしくなるんですよね。ほかのユニットやグループを見ていても。なので、年長が誰よりも頑張っている様子を見ると、自分も頑張ろうって思います。

佐々木:(橘田の方を向いて)その姿を見て、私たちはその背中を追っています。

徳井:ありがたい存在です。

――いろいろなチャレンジをしているという中で、今度は両国国技館(12月9日開催『大ミルキィホームズ 十二月場所』)が待っているわけですが、『KING OF KNOCK OUT 2017』のポスター拝見しました。蹴っている、殴っているという衝撃的なビジュアルでしたが、そのあたりについてお聞かせいただけますか?

橘田:私はKNOCK OUTがずっと大好きで、旗揚げのころから見に行ってました。今回、私はアンバサダーにもなっているのもうれしいですし、ずっと追ってきたKNOCK OUTと私が一緒のポスターになっているという状態には、誰よりもうれしい!と感じていたと思います。(KNOCK OUT)の当日も楽しみですが、翌日とつながる何かがあればいいなと思っています。例えば、私たちが闘うとか、選手が4色で踊るとか。誰かがリングでデビューするかもしれないなんて(笑)、他の3人をKNOCK OUTの魅力に引き込んでいきたいです。

三森:客席をノックアウトしたい

橘田:おっ! それいいね。私が言ったことにしておいてください。見出しはそれで(笑)。

――両国国技館でやるということに関してはいかがですか?

橘田:相撲を見ていた場所でやるっていう不思議感はあります。

三森:会場の雰囲気が違うよね。ライブできるんだって感じです。どんな感じになるのかなって、いろいろ想像しています。

橘田:せっかくだから、格闘技みたいな入場がしたいですね。東から、西からみたいな。なんならグローブもつけて登場したいですね。

三森・徳井・佐々木:それいいね〜。

――今回の横浜公演の会場に来られなかった方は、3月のアニマックスでの放送を楽しみにしていると思うのですが、そんな方たちに向けてメッセージをお願いいたします。

佐々木:3月はずっと先って感じかもしれませんが、それまでの間に、ミルキィホームズは、ライブもアニメも、新曲もという感じでずっと活動は続いているので、飽きずに待っていただけると思います。ミルキィの活動を追っていただいていれば、すぐ来ちゃいますよ、3月。

徳井:12月のライブもありますし、2月にはファンクラブのイベントもあるので、そちらを楽しみながら3月の放送を待っていただければと思います。

橘田:ミルキィの活動を楽しみながら3月の放送を待っていただき、3月の放送を見たら4月からファンクラブ・探偵学院に入学してください!

三森:3月の放送では、ステージはもちろんのこと、舞台裏の映像もあるみたいなので、今回横浜公演に来た方もまた別の楽しみ方ができると思います。

――ちなみに……次にコラボするなら誰がいいですか?

橘田:しょこたん!

三森・徳井・佐々木:いいね〜。

徳井:南條愛乃さん! 今日、南條さんのブレスレットがミルキィっぽい色だったので、これはミルキィとコラボがしたいというメッセージと受け取りました。

三森・橘田・佐々木:いいね~。受け取りました!

――ありがとうございました。

三森・橘田・徳井・佐々木:ありがとうございました〜!


インタビュー中、そして、インタビュー後も、歌を口ずさんだりしながら、終始笑顔を見せていたミルキィホームズのメンバーたち。『ANIMAX MUSIX』というイベントを全身で楽しんでいるという印象だった。12月に行われる『大ミルキィ ホームズ 十二月場所』や2月のファンクラブイベントで、どんなステージでファンを魅了するのか。声優ユニットの先駆け的存在がどのような背中を見せてくれるのか、今から楽しみで仕方ない。
 

インタビュー・文=タナカシノブ
★関連記事:『ANIMAX MUSIX 2017 YOKOHAMA』ライブレポート

番組情報
ANIMAX MUSIX 2017 YOKOHAMA​
BSスカパー! 2月放送予定
アニマックス 3月4日、3月11日放送予定

 

公演情報
大ミルキィホームズ 十二月場所

開催日時:2017年12月9日(土)(開場 16:00/ 開演 17:30)
会場:両国国技館
出演者:ミルキィホームズ(三森すずこ・徳井青空・佐々木未来・橘田いずみ)・フェザーズ(愛美・伊藤彩沙)・森嶋秀太

料金:全席指定 7,500円(税抜)
※1F升席・2F椅子席になります。
※上記以外に各種手数料が必要となります。

 
探偵オペラミルキィホームズ 公式ポータルサイト
http://milky-holmes.com/
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