一色洋平主演 舞台「配達されたい私たち」が10月末に上演
舞台「配達されたい私たち」チラシ画像
一色洋平が主演する舞台「配達されたい私たち」が10月27日(火)から中野 ザ・ポケットにて上演される。花組芝居の加納幸和、元宝塚歌劇団の麻乃佳代など共演陣も多彩。
映画『私をスキーに連れてって』『木村家の人々』『病院へ行こう』『彼女が水着に着替えたら』等で知られる作家・脚本家の一色伸幸。
彼の実体験を元に書かれた作品が本作「配達されたい私たち」だ。塚本高史の主演でドラマ化もされた傑作が、10月末にティーズプロジェクトにより舞台化される。
STORY
ジャーナリスト志望だった澤野は、人生の壁に突き当たり、ある日、紛れこんだ廃屋で、手紙の束を偶然見つけた。それは、過去に、郵便局員に廃棄された手紙の束だった。
彼は「俺が全部配達してやる。配達し終えたらそのご褒美として、ラクになろう・・・」と呟いた。彼は人生の最期を自分で断つことに迷いを感じている時に、それを先延ばしする口実を、朽ちた廃屋で見つけたのだった。
そして、届かなかった手紙が作ってしまった、何年もの心や時間の溝。そこに込められる出会いと別れの悲喜劇に遭遇した時、彼は心の揺らぎを感じ、それまで、生きる事に対して持っていた漠然とした不安や戸惑いが塗り替えられ、生きる希望を取り戻す。
本作の主人公・澤野を演じるのは、こまつ座「小林一茶」などに出演し、この後 漂流劇「ひょっこりひょうたん島」にも出演する注目の若手俳優・一色洋平。実は彼は原作者・一色伸幸の息子だということで、父の実体験をどのように演じるのか注目が集まっている。
また、共演者には花組芝居の加納幸和、元宝塚月組トップ娘役として活躍した麻乃佳代、劇団四季出身の広瀬彰勇、黒テントの宮崎恵治など多彩なキャストが集結しているので、きっと濃厚な会話劇を作ってくれることだろう。
詳細は公式サイトで。
(撮影・編集・文:森脇孝)
■期間:2015年10月27日 (火) ~2015年11月1日 (日)
■会場:中野 ザ・ポケット
■原作:一色伸幸
■脚本・演出:野坂実
■出演:一色洋平 / 加納幸和 / 広瀬彰勇 / 宮崎恵治 / 飯野めぐみ / 永峰あや / 宮ゆい / 麻乃佳世
■公式サイト:http://www.tsproject.biz/news/index.html