「トーテム」制作発表でサンドウィッチマン「再来年の仙台公演までに鍛えて1シーンでも出演したい」
シルク・ドゥ・ソレイユの日本公演最新作「ダイハツ トーテム」制作発表
世界最高峰のサーカス集団シルク・ドゥ・ソレイユが魅せる人間の限界を超えた究極のアクロバットと、ラスベガスで大ヒット中の『KA』の演出家ロベール・ルパージュが創り出す、幻想的でアートな世界観、そしてプロジェクションマッピングや可動式ステージなど最新技術を駆使したステージングで、"不可能を可能にする人類の進化"をテーマにした壮大な物語を描く「ダイハツ トーテム」が来年2月、日本に上陸する。
本作の制作発表が10月14日(水)、フジテレビ社屋内で催され、スペシャルサポーターとして小倉智昭、サンドウィッチマン、Happinessが登壇した。なお、もう一人のスペシャルサポーター、中村勘九郎は、現在大阪で「阿弖流為」公演中のため、ビデオでの出演となった。
会場では、トーテムの演目の中から一組の男女が高速回転しながら幻想的なステージを見せる「ローラー・スケート」と、高さ2mの一輪車に乗りながら金属製のボウルをジャグリングする「ユニサイクル・ウィズ・ボウル」が披露され、詰めかけたマスコミや関係者からどよめきの声が何度も上がっていた。
会見の途中では、演目の一つ「カラペース」でリーダーを務める日本人キャスト・宮海彦さんがトーテムの象徴でもあるカエルのコスチュームで登場、シルク・ドゥ・ソレイユの“マニア”ともいえる小倉から「海さん、シルク・ドゥ・ソレイユのオーディションを実は受けていないんでしょ?」と話しかけられると、「シルク・ドゥ・ソレイユに入りたいなと思って、自分が思うイメージやアクロバットの演技をビデオに収めて見せたところ、シルク~のアクロバットリーダーが『この人しかいない』と自分を選んでくれた」と説明。それ以降、トーテムの初期の頃から演出を初め、ロベール・ルパージュと共にすべての物事に関わってきたと語った。
会見の最後に、サンドウィッチマンは「再来年のトーテム仙台公演までに何とか鍛えて、1シーンでも出たい」とアピール。Happinessを代表して藤井夏恋が「オーヴォ(2014年)を観にがあるが、今回のトーテムも迫力があり人間離れしたパフォーマンスが魅力的だなと感じた。私たちもトーテム(とっても)楽しんでいきたい」と軽くボケつつコメント、そして以前ラスベガスの「KA」を観た小倉は「トーテムはロベール・ルバージュの素晴らしいところが全面に出てくると思う。おそらくこれまでのシルク~の中でも最大の演目になると思う」と期待を込めていた。