人気アーティスト大集結の熱い夜! “アニソンまみれ”のスペシャルステージ「あにゅパ!!」ライブレポート

レポート
アニメ/ゲーム
2018.5.29

画像を全て表示(14件)

アニュータライブ2018「あにゅパ!!」2018.5.13(SUN)幕張メッセイベントホール

アニソンファンが聴きたい曲を集めた“アニソンまみれ”のスペシャルイベント『アニュータライブ2018「あにゅパ!!」』が、5月13日(日)、千葉・幕張メッセイベントホールにて盛大に開催された。

今年で2回目の開催となる「あにゅパ!!」は、アニソン聞き放題サービス「ANiUTa(アニュータ)」主催するスペシャルイベント。『アニュータライブ2018「あにゅパ!!」』には、i☆Ris内田真礼、fhána、ワルキューレら人気アーティストが大集結。さらに!オーイシマサヨシ 、大原ゆい子がスペシャル参戦アーティストとして登場し、5,000人のファンに激アツなスペシャルステージを届け、会場を熱気に包んだ。

開場からオープニング直前まで、アニソンDJ・後藤王様がオープニングDJとしてライブを心待ちにするファンと会場をあたためる。μ's「愛してるばんざーい!」のソロ楽曲を1フレーズずつ繋いでいくプレイで客席からは歓声が湧き上がった。そして、ステージ上のスクリーンにイベント開幕を告げる映像と、アーティスト紹介が流れると、ファンのボルテージは急上昇、ペンライトで真っ赤に染まる会場は大歓声と拍手に包まれた。

オープニングに登場したのは、fhána。TVアニメ「ナイツ&マジック」のオープニングテーマ「Hello!My World!!」のイントロが流れると、会場は赤から青のペンライトに切り替わる。真っ赤な衣装を纏ったボーカルtowana(トワナ)がステージに現れると、ペンライトは黄色に変わり、割れんばかりの手拍子に合わせて、力強く歌い上げた。2曲目の「わたしのための物語 〜My Uncompleted Story〜」をカラフルなライティングの中、妖艶な振り付けとともに披露。「最後まで楽しんでください!」と短めに挨拶をし、3曲目の「ムーンリバー」では伸びやかな歌声を会場に届けた。

開場時間からオープニング直前まで、楽屋裏まで会場からの元気な声が届いていたことに触れ、「疲れてないですか?」とファンに向かって声をかける。さらに、自分たちも含めて本日登場する全アーティストが、ANiUTa(アニュータ)ならではのセットリストを組んで持ってきていることを説明。会場からは、期待に胸を踊らせるファンからの歓声と拍手が沸き起こった。4曲目は、3rdアルバムから「World Atlas」、そしてラストには、「青空のラプソディ」を披露し、クルクルと元気に回りながらステージ上を移動。会場と一体になり、オープニングにふさわしい楽しいライブを届けた。

続いてのステージにi☆Risが登場することが告知されると、会場はカラフルなペンライトの光に包まれる。スクリーン前に設置された高めのステージから白にゴールドをあしらった衣装に身を包んだ6人が登場すると、ペンライトがさらに大きく揺れ動く。「ドリームパレード」披露後に、一人一人の自己紹介を手短に済ませ、「熱が冷めないうちにどんどんいっちゃいます!」と挨拶。2曲目の「Shining Star」でも、激しく華麗なダンスで会場を盛り上げた。

続けて、TVアニメ『魔法少女サイト』のOPテーマで、5月9日に発売されたばかりの「Changing point」をカラフルなライティングの中、かっこよく、力強い歌声で歌い上げた。現在、4thライブツアー真っ最中で、ちょうど折り返し地点に来ていることを明かし、「これから、東京、福岡、札幌、名古屋でもライブがあるので、ぜひ来てくださいね」と会場に呼びかけ、「ここからは最後までノンストップでお届けします!」と宣言。コールアンドレスポンスの練習を挟み、「Realize!」「Memorial」を立て続けに披露し、熱唱後には「i☆Risでした〜!ばいちゅっちゅ〜」と、i☆Risらしい可愛さで締めくくった。

そして、ここからは、スペシャルゲストのコーナーへと突入。まずは、真っ白なワンピース姿の大原ゆい子がアコースティックギターを抱えて登場し、TVアニメ『からかい上手の高木さん』OPテーマ「言わないけどね。」を披露した。地元である千葉で、さらには幕張メッセという舞台で歌うことをうれしく思うと挨拶し、さらに、昨年の代々木体育館での同イベントを会場で見ていた事を告白。「今年はゲストでステージに参戦できたことをありがたく思います!」とうれしそうに語った。

続けて、ブルーのペンライトに包まれながら、TVアニメ『リトルウィッチアカデミア』のEDテーマ「星を辿れば」を可愛らしく、伸びやかな声で歌い上げた。初々しい雰囲気と、透明感あふれる声が印象的なステージを披露した。

「どーもー」と元気な挨拶とともに登場したのは、ゲストアーティスト2組目となるオーイシマサヨシ。「会いたかったぜ〜!幕張メッセ〜!」と会場のファンに向かって声をかけると、会場からは大きな拍手と歓声が沸き起こった。本番前にエゴサーチしたことを明かすと、会場は笑いに包まれ和やかなムードに。2017年度のシングルでアニュータ再生数ランキング1位となった「ようこそジャパリパークへ」を披露すると、会場はこの日一番の盛り上がりを見せた。続けて披露した大人気TVアニメ『月刊少女野崎くん』のOPテーマ「君じゃなきゃダメみたい」では、「♪君じゃなきゃダメみたい」を「♪あにゅパじゃなきゃダメみたい!」と置き換えるサービスも。

「2018年もいい曲作っていかなきゃなー」と話し、渾身の力を込めて新しいシングル「オトモダチフィルム」のOPテーマをリリースすることを告知。新曲PVでは、踊りにも挑戦していることを明かし、「曲を作って、編曲して、歌って、踊って…。僕は何者なんでしょうか」と会場に問いかけたかと思うと、「あなたのおしゃべりクソメガネです」と続けるおなじみの軽快なトークで会場を盛り上げた。助っ人ダンサーのアナタシアの2人を迎えて軽快な?!ダンスとともに新曲を披露した。「もう1曲やってもいいですか?」と会場に問いかけると、オーイシが楽曲提供した内田真礼が登場。「モラトリアムダンスフロア」をコラボし、歌って、踊って、ハモってと会場を大いに盛り上げステージを後にした。

そのまま特別企画コーナー “ANiUTa Premium”へと突入すると、再びステージに登場したfhánaが「星間飛行」を、i☆Risが「太陽曰く燃えよカオス」を披露し、会場をさらなる熱気で包み込んだ。

続いてのアーティスト、内田真礼がコールされると、会場は真っ白なペンライトに包まれる。MAAYA BANDを引き連れ、内田が再びステージに姿を表すと会場に揺れを感じるほどの歓声と拍手が沸き起こる。「創傷イノセンス」では、真っ赤なライティングで演出されたステージで、激しいパフォーマンスを披露し、「私の道は私が決める」となどの決め台詞で、かっこよく歌い上げた。

「みなさんこんばんはー!あにゅパ後半戦も盛り上がっていきましょう!」と挨拶すると、「からっぽカプセル」「aventure bleu」とおなじみのアニメ主題歌を立て続けに披露し、会場を爽やかな雰囲気に包み込む。「aventure bleu」のタイトルにちなみ、ブルーのペンライトに包まれた会場に向かって、「青い声援ありがとうございます!」とお礼を述べると、次に披露する2ndアルバム収録曲「take you take me BANDWAGON」について、「すごく早くて歌うのが大変な曲」と説明。さらに、この新曲を含めたアルバムを引っさげて、6月から初のワンマンライブツアー『UCHIDA MAAYA 「Magic Number」 TOUR 2018』を開催することを伝えると、会場のファンから大きな拍手が沸き起こった。

さらに、「華蕾夢ミル狂詩曲 〜魂ノ導〜」(神崎蘭子)のセルフカバーを披露。蘭子らしさを入れたくて、衣装にパープルを入れてみたことを明かすと、会場はさらなる盛り上がりを見せた。最後は人気曲の「ギミー!レボリューション」で熱いステージを締めくくった。

楽曲再生数をもとにした、「2017年度ANiUTa AWARD」の発表を挟み、アルバムランキング部門第1位の発表とともに、Next Artistとしてワルキューレの名前がスクリーンに映し出されると、大歓声が沸き起こる。カラフルなペンライトが揺れる中、ステージに登場したTVアニメ『マクロスΔ』の戦術音楽ユニット、ワルキューレが最初に披露したのは、「Dancing in the Moonlight」。「あにゅパ、楽しんでますか〜?」と会場に問いかけると、大歓声が沸き起こる。自己紹介の後には、「いけないボーダーライン」「一度だけの恋なら」を立て続けに披露し、ワルキューレの歌姫・美雲ΔJUNNAを中心に圧倒的な歌唱力で会場のファンを魅了した。9月に豊洲PITで開催予定のプレミアムライブイベントについて触れ、さらに、「ワルキューレはこれからも止まりません!」と宣言すると、会場は待ってました!とばかりに盛り上がりを見せる。

ワルキューレは裏切らない」で熱くなった客席に向かい、美雲ΔJUNNAが「本日のワルキューレのステージ、ラストの曲です。あにゅパのステージでもラストの曲になります!みなさん一緒に盛り上がっていきましょうー!」と挨拶。この日のステージラストとなる「ワルキューレがとまらない」を熱唱し、会場を熱気に包み込み、トリにふさわしいステージを披露した。

エンディングには、サプライズゲストとして高槻かなこが登場。昨年の「あにゅパ!!」ではAqoursのメンバーとして参加したことを振り返り、「みなさん、すでに最高潮に元気ですね」と挨拶した。さらに、アニュータの公式ニコ生番組で共にMCをつとめるi☆Risの芹澤優も加わり、今後のアニュータについての告知を担当した。

アニュータの新展開などのお知らせが発表されるたびに、会場から歓声や拍手が沸き起こり、今後のアニュータの展開にますます期待が寄せられていることを実感した。告知終了後には、この日の出演者がステージへ再登場。「あにゅーー(出演者)」「パ!!(客席)」の掛け声で、出演アーティスト6組による全29曲3時間におよぶ、アニソンファンのための“アニソンまみれ”の熱いステージに幕を閉じた。

 

取材・文=タナカシノブ

 

セットリスト

アニュータライブ2018「あにゅパ!!」2018.5.13(SUN)幕張メッセイベントホール

<DJ 後藤王様mix>
Welcome/765 MILLION ALL STARS
READY!! /765PRO ALLSTARS
MakeDebut! /スピカ (和氣あず未, 高野麻里佳, Machico, 大橋彩香, 木村千咲, 上田瞳, 大西沙織)
キラキラだとか夢だとか/Poppin'Party (愛美, 大塚紗英, 西本りみ, 大橋彩香, 伊藤彩沙)
Cagayaki!GIRLS/豊崎愛生,日笠陽子,佐藤聡美,寿美菜子
DREAM SOLISTER/TRUE
The Girls Are Alright!/saya
Enter Enter MISSION!/あんこうチーム (渕上舞, 茅野愛衣, 尾崎真実, 中上育実, 井口裕香)
ふたりはプリキュア Max Heart/五條真由美
We can!!HUGっと!プリキュア/宮本佳那子
FEELING AROUND/鈴木みのり
ファッとして桃源郷/三森すずこ
回レ雪月花/歌組雪月花 (原田ひとみ, 茅野愛衣, 小倉唯)
創聖のアクエリオン/AKINO
愛しているばんざーい!(Piano Mix)/μ's
愛しているばんざーい!(KOTORI Mix)/南ことり(CV.内田彩) from μ's
愛しているばんざーい!(UMI Mix)/園田海未(CV.三森すずこ) from μ's
愛しているばんざーい!(HINAYO Mix)/小泉花陽(CV.久保ユリカ) from μ's
愛しているばんざーい!(RIN Mix)/星空凛(CV.飯田里穂) from μ's
愛しているばんざーい!(MAKI Mix)/西木野真姫(CV.Pile) from μ's
愛しているばんざーい!(NICO Mix)/矢澤にこ(CV.徳井青空) from μ's
愛しているばんざーい!(NOZOMI Mix)/東條希(CV.楠田亜衣奈) from μ's
愛しているばんざーい!(ELI Mix)/絢瀬絵里(CV.南條愛乃) from μ's
愛しているばんざーい!/μ's
青空 Jumping Heart/Aqours

 

<fhána>
01.Hello!My World!!
02.わたしのための物語 ~My Uncompleted Story~
03.ムーンリバー
04.World Atlas
05.青空のラプソディ

<i☆Ris>
06.ドリームパレード
07.Shining Star
08.Changing point
09 Realize!
10.Memorial

<大原ゆい子>
11.言わないけどね。
12.星を辿れば

<オーイシマサヨシ>
13.ようこそジャパリパークへ
14.君じゃなきゃダメみたい
15.オトモダチフィルム

<オーイシマサヨシ+内田真礼>
16.モラトリアムダンスフロア

<fhána>
17.星間飛行

<i☆Ris>
18.太陽曰く燃えよカオス

<内田真礼>
19.創傷イノセンス
20.からっぽカプセル
21.aventure bleu
22.take you take me BANDWAGON
23.華蕾夢ミル狂詩曲 ~魂ノ導~
24.ギミー!レボリューション

<ワルキューレ>
25.Dancing in the Moonlight
26.いけないボーダーライン
27.一度だけの恋なら
28.ワルキューレは裏切らない
29.ワルキューレがとまらない

※16「モラトリアムダンスフロア」:コラボパフォーマンス
※17「星間飛行」:カバー曲(「星間飛行」/ランカ・リー=中島愛 カバー)
※18「太陽曰く燃えよカオス」:カバー曲(「太陽曰く燃えよカオス」/後ろから這いより隊G カバー)
※23「華蕾夢ミル狂詩曲 ~魂ノ導~」:セルフカバー曲(神崎蘭子 (CV: 内田真礼) 「アイドルマスター シンデレラガールズ」楽曲セルフカバー)

シェア / 保存先を選択