大晦日にもうひとつのRIZIN！『Cygames presents RIZIN 平成最後のやれんのか！』開催

『Cygames presents RIZIN.14』が12月31日（月）、さいたまスーパーアリーナ（埼玉県）で開催される。それと日を同じくして、同じ会場で『Cygames presents RIZIN 平成最後のやれんのか！』が行われることになった。

『Cygames presents RIZIN 平成最後のやれんのか！』は、榊原信行RIZIN実行委員長が「どうしても組みたかったカード」を、『Cygames presents RIZIN.14』の前にスピンオフの形でマッチメイクした大会。「我々の苦しい状況の中でこの『やれんのか！』というタイトルを立てて、午前中にもうひとつやろう」（榊原信行RIZIN実行委員長）ということで、格闘技大会としては異例の9:00開始というスケジュールで行われる。

「スペシャルワンマッチ」として実施される対戦カードは以下の4組。

■川尻達也（T-BLODD） vs. 北岡悟（ロータス世田谷/パンクラスイズム横浜） 
（RIZIN MMA ルール／5分 3R／70.0kg ※肘あり）

■ムン・ジェフン（韓国/OCTAGONジム） vs. 朝倉海（トライフォース赤坂） 
（RIZIN MMA ルール／5分 3R／61.0kg ※肘あり）

■渡辺華奈（FIGHTER'S FLOW） vs. 杉山しずか（リバーサルジム新宿Me,We） 
（RIZIN 女子 MMA ルール／5分 3R／57.5kg ※肘あり）

■内田雄大（Team Aerts） vs. 小西拓槙（クロスポイント吉祥寺） 
（RIZIN キックボクシング ルール／3分 3R／92.0kg）

メインイベントは川尻達也vs北岡悟という実力者同士の対戦。北岡は「必要とされて、それが『やれるのか』という問いならば、『やります』と答えます」とコメント。川尻は「北岡悟というファイターは特別な存在だし、誰よりも敬意をもっている。そして誰よりも負けたくないし、誰よりも潰したいとも思っている。大晦日は最高の北岡悟がリングで待っていると思うので、最高の川尻達也を用意します」と大会への強い意気込みを語った。

渡辺華奈vs杉山しずかという1年ぶりのリマッチも注目だ。前回は3-0の判定で渡辺が杉山を破ったが、渡辺は「去年勝ったことは過去のこと。杉山選手はトータル的にレベルが高くてスキルが高いと改めて実感しているので、挑戦者のつもりで挑んでいきたい」とコメントしている。一方の杉山は「今まで番組に出させてもらって、渡辺選手との共演を何度も打診されましたが、私が次に共演するのはRIZINだと決めていた」とリベンジに並々ならぬ意欲を見せた。

同じリベンジマッチとなる朝倉海は、「プロになってから唯一の負けをつけられた相手なので、絶対にリベンジしないといけないという気持ちは常にあった。今は自分のほうが絶対に強いと思うので、何が何でも勝つ」と話す。小西も「やっと（RIZINに）呼んでもらえた。元消防士だけに、内田選手の心の火を消そうと思っている」とこの大会への思いを語っている。

『Cygames presents RIZIN 平成最後のやれんのか！』では、これら4試合を含めて計6～7試合を予定しているという。は12月16日（日）10:00より販売。全席指定で価格は5,000円（税込み）となっている。