兵動大樹×桂吉弥 関西を代表する〝おしゃべりマイスター〟コメディー舞台W主演決定『はい!丸尾不動産です。~本日、家をシェアします~』

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2019.1.30

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6月29日(土)〜7月1日(月)、ABCホールにて関西を代表する〝おしゃべりの達人〟兵動大樹桂吉弥がW主演を務め、関西テレビが企画・製作・主催する舞台『はい!丸尾不動産です。~本日家をシェアします~』が上演されることが決定し発表された。

本作はナンセンスなのに、リアル!バカバカしいのに、胸に刺さる!!涙しているのに、ツッコミたくなる!!!笑って、笑って、ホロリして、やっぱり笑える・・・そんな、ワン・シチュエーション・コメディー。脚本は、『ハゲタカ』や『任侠ヘルパー』など数々のヒットドラマを手掛けたTVドラマ界のヒットメーカー古家和尚。演出は、舞台『それいゆ』などを手掛けたカンテレの木村淳が務める。

W主演となる兵動大樹は、「コメディです!笑いに来てください!笑わせます!びっくりするぐらい笑わせます…たぶん…頑張ります!」。桂吉弥は、「兵動さんと一緒に仕事ができる、それもそれぞれの本職ではなくて芝居とは!稽古が始まるのが楽しみで楽しみで仕方ないです。がっつり芝居、私も負けません、ぜひお越しください。」と、コメント。

関西を拠点に寄席はもちろん、TV・ラジオで大活躍の〝兵動大樹〟と〝桂吉弥〟。実はこの二人・・・

お互いに25年以上の芸歴を重ねながらも、意外なことに!これまで接点が全く無かったことが判明。そこで今月18日、大阪北区のカンテレ本社で〝ほぼほぼ初めまして!〟な初対面を果たした二人の第一声は「どっち立ちます?(笑)」。まずは【兵動×吉弥】の立ち位置を決めることから始まった。

「コンビの芸人さんは立ち位置にこだわる人って多いんですが、僕は気にしないんです。なので立ち位置はどっちでもいいんですよ。(吉弥に)どっちにします?」と兵動が言えば、「僕も落語家なんで、いつもひとり喋りですから、どちらでも大丈夫です。(兵動に)どっちにします?」と吉弥が返す。モジモジとお互いが遠慮して、「立ち位置」の決定権を譲り合う、というまさかの展開。5分かかってようやく、向かって左側=(兵動大樹)/向かって右側=(桂吉弥)が二人の「立ち位置」に。今回、お互いの本職ではない〝お芝居〟でW主演を務めることについては「落語家って、演出されることが無いんですよ!」と吉弥。落語では師匠に稽古をつけてもらう時は、「ココをこういう風にすれば、こうなる」という導き方をされることがあまり無く、師匠のやる通りそのままをトレースすることから入る。故に、「師匠に似ている」「吉朝さんの色が出ている」と言われることが褒め言葉になる。これまで数々の舞台に出演経験がある吉弥は、舞台では「演出してもらえる」ことが新鮮であり、楽しみだと言う。一方、兵動は「噺家さんて、演じる力がある!それが説得力を持つ!!結果、芸事にも通じるんですよね」と、落語家・桂吉弥とのお芝居での共演に期待を寄せる。また、吉弥は兵動との共演の話を聞いて嬉しかったと語る。「兵動さんのすべらない話をTVで観ていて、これぞ!現在の落語やん!って思うんですね」落語と同じく設定や登場人物を口伝えだけで説明して、面白おかしく展開したうえに〝オチ〟まで持っていく。喋りだけで聞き手に、登場人物や情景などを、より具体的にイメージさせた方が大きな笑いに繋がる……そんな兵動の技量にいつも感心しているとのこと。

「我々は古典落語をする際は〝時うどん〟でも、手の仕草と扇子だけを持てば、お客さんが勝手にドンブリをイメージしてくれたり、と落語家が楽をしていると感じることもあるんです……」と、〝話芸〟について語り合うと話が止まらない二人だった。

この〝ほぼほぼ初めまして!〟な2人の対談は後日、SPICEにて詳しくお届けする。

家を買うとき、売るとき、借りるとき……それは人生の転機です。とは演出を務めるカンテレ木村淳の言葉。木村は、「今回はとにかく、〝会話の間〟にこだわった会話劇を作りたかった。そのためにはどうしても出演して欲しかった二人です。楽しみでしかないです。お客様には、二人が創り出す〝会話の妙〟を楽しんでいただければ幸いです。劇場でお待ちしております。」とW主演を務める兵動大樹桂吉弥への期待感を語りました。不動産屋さんに扮する兵動と、とあるシェアハウスに入居申込みに来る元エリート銀行員を演じる吉弥。関西を代表する〝おしゃべりの達人〟が、〝おしゃべりの応酬〟を展開するワン・シチュ

エーション・コメディー『はい!丸尾不動産です。~本日、家をシェアします~』は、6月29日(土)~7月1日(月)、大阪ABCホールにて上演される。一般発売は3月30日(土)より開始。

公演情報

兵動×吉弥W主演舞台
『はい!丸尾不動産です。~本日、家をシェアします~』 (全5公演)

原案:『本日、家を買います。』(作・演出:木村淳/2015年6月上演)
作 :古家和尚
演出:木村淳(カンテレ)
◆6月29日(土)14:00公演、18:00公演
◆6月30日(日)12:00公演、16:00公演
◆7月1日(月)15:00公演
ABCホール 全席指定6,000円(税込み)*未就学児は入場不可
一般販売は、3月30日(土)10:00より開始。

―あらすじ―
〝家〟を買う時、売る時、借りる時・・・それは人生の転機。
うだつの上がらない不動産営業マンの菅谷さん(兵動大樹)は、賃貸契約をきっかけで林田さん(桂吉弥)と出会う。林田さんは、大手メガバンクを早期退職して、とあるシェアハウスに入居したい、と言う。そのシェアハウスは、築浅・駅近・そのうえ賃料も安い!と好条件の物件なのだが・・・人気が無い。なぜなら
ワケありばかりの住人たちが居ついている問題物件であった。
入居後のトラブル発生は十分に考えられるが、菅谷さんにとってはどうでもいい!今は契約が欲しい・・・ただそれだけが願い、そんな菅谷さんであった。
シェアハウスでは、新入居者の歓迎パーティーの準備が着々と進んでいた。
場末のスナックを転々としている自称・ミュージカル女優の亜美(青山郁代)、
やたらと他人にマウンティングを仕掛ける自称・司法浪人生の健治、そして
唯一まともに働いているものの自分の過去を一切明かさない花屋の滉一(宮下雄也)。と、一癖も二癖もありそうな住人たちである。
とにかく!林田さんの契約を取りたい一心で、菅谷さんは、その場しのぎの為に〝嘘〟をついた・・・。その〝嘘〟をきっかけにワケあり住人たちが抱えていた〝トラブル〟が次々と発覚する・・・歓迎パーティーどころでなくなった
雰囲気をとにかく!取り繕って、林田さんとの契約を纏めたい!その一心で、
菅谷さんはその場しのぎで、またポロっと〝嘘〟をついてしまう・・・。
その菅谷さんのデタラメな一言で、林田さんまでもが実はとんでもない!過去を抱えていたことが発覚する・・・。
果たして、菅谷さんは無事に〝契約〟を取れるのか・・・。
ナンセンスかつ、リアルなワン・シュチュエーションの人生再生喜劇!
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