メリー 結成18周年記念公演決定&チケット完売ツアーファイナル日本橋公演オフィシャルレポート到着
メリー 撮影=中村 卓
メリーが6月14日に日本橋三井ホールで開催した『メリー ONE MAN TOUR 2019「for Japanese sheeple」 -FINAL-』公演のオフィシャルレポートが到着した。
6月14日、メリーが東京・日本橋三井ホールにて、『メリー ONE MAN TOUR 2019「for Japanese sheeple」 -FINAL-』でツアーの最終夜を締め括った。
4月にリリースされたミニアルバム『for Japanese sheeple』に伴うこのツアーは、各地でさまざまな色彩を帯びながら展開。早い段階からソールドアウトとなった彼ら初の日本橋三井ホール公演は、ツアーファイナル特有の盛り上がりを見せていた。(なお、本公演の模様はニコニコ生放送で独占生中継された)
メリー 撮影=中村 卓
ツアーファイナルのこの日は、久々のホールの舞台に立つガラ(Vo)、結生(G)、健一(G)、テツ(B)、ネロ(Dr)の姿がまぶしい。『for Japanese sheeple』の核となる「Toxicosis Island」で幕を開けると、序盤から「finale」「Carnival」といった熱狂曲で観客の心に火をつけた。
メリー 撮影=中村 卓
メリー 撮影=中村 卓
瞬発力と叙情性が交互に顔を覗かせるのがメリーの良さ。彼らにしか出せない場末感が漂った「東京テレホン」やオーディエンスとの合唱が際立ったアンコールの「群青」などは、この夜のハイライトの一つだった。と同時に、「Kamome Kamome」や「最後の晩餐」といったミニアルバムからの楽曲が、ライヴを重ねるにつれて、更なる化学反応を起こしそうな気がして、今後の楽しみとなった。予定外のダブル・アンコール「ジャパニーズモダニスト」にありったけの力を込めたメリーの5人の未来を見守っていきたい。
メリー 撮影=中村 卓
メリー 撮影=中村 卓
既報の通り、7月の浅草花劇場を皮切りに『メリー東京圏沿線GIG #1 敷かれたレール ~銀座線編~』の開催が決定している。銀座線沿線の会場で行なわれるこのシリーズは、会場によって、バンド形式かアコースティック形式のライヴを楽しめる趣向となっているので、心待ちにしたい。
メリー 撮影=中村 卓
また、この夜、『メリー18周年記念公演「ノスタルジヰ」』の開催が発表された。2001年のメリー結成から18周年を迎える11月7日の恵比寿LIQUIDROOM(この日は客演有り)を皮切りに、11月23日と24日は神戸・クラブ月世界、12月28日はメリー初の地方ホール公演となる愛知・豊橋市公会堂にて開催。過去を懐かしむだけでなく、未来に向けて叫び続けるメリーの濃厚な4日間にも要注目だ。
文=志村つくね
撮影=中村 卓
メリー 撮影=中村 卓
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