お笑い芸人ピスタチオ主演、竜史(20歳の国)新作公演 神保町花月『No.2』開幕

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2019.8.23

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演劇サークルに入った若者たちが直面する、夢と希望と嫉妬と挫折の青春群像劇!

神保町花月プロデュース2019年新ラインナップ第8弾、青春群像劇を一貫して描く劇団「20歳の国」竜史によるオリジナル新作舞台「No.2」が2019年8月22日、神保町花月にて開幕した。

大学の演劇サークルに入った若者たちの「夢と希望と嫉妬と挫折」を描く本作は、主な舞台となる「演劇サークルのアトリエ」をイメージし、いわゆる「平台」や「箱馬」といった、舞台を形作る土台をあえてむき出しにしたセット。

明るくてコミュニケーション能力が高い「陽キャ」のレンタ(ピスタチオ 伊地知大樹)と、思ったことを相手にうまく伝えられない「陰キャ」のユウジ(ピスタチオ 小澤慎一朗)。ふたりはそれぞれ演劇サークルの同期や先輩と交わりながら、自分のアイデンティティを見つけていく。

反発しながらも認め合うふたりだったが、とあるすれ違いからレンタは演劇を辞め、就職することを選ぶ。そこからふたりの歯車が狂い始め…。9月1日(日)まで神保町花月にて上演中。

竜史(作・演出)コメント

何かに打ち込んだことのあるすべての人に観て欲しい作品になりました。そして観た後、あの頃隣にいた誰かの顔を思い出してくれたら嬉しいです。夏の終わり、神保町でお待ちしています。

 
 

▼竜史(りゅうし)プロフィール▼
2012年に演劇ユニット「20歳の国」を旗揚げ。2016年に劇団化。 「誰にでも訪れるささやかな青春」を描く作品を発表し続けている。他の主な舞台に 2018年、劇団ミスマガジン「ソウナンですか?演劇版」(原作:岡本健太郎・さがら梨々)の脚本・演出など。

 
【あらすじ】
都内私立大学のとある演劇サークルに入部を決めた「ユウジ」18歳は、自分とは正反対の同期「レンタ」に出会う。「何を考えているかわからない」「やる気があるのか」と先輩に叱られる日々を送るユウジは、「モテたい」「目立ちたい」と言い放ち、先輩からも可愛がられるレンタに反感を覚えるが、次第に何にでも「センスがいい」レンタを認めていく。一方のレンタも、ユウジの競争心のなさを初めは小馬鹿にしながらも、自分にはない個性を見出していくのだが…。

公演情報

神保町花月プロデュース『No.2』
 

■日程:2019年8月22日(木)〜9月1日(日)
■会場:神保町花月(千代田区神田1‐23神保町シアタービル2階)

 
■作・演出:竜史(20歳の国)
■出演:伊地知大樹(ピスタチオ)、小澤慎一朗(ピスタチオ)、山脇唯、吉川莉早、木山廉彬、鈴木ゆうは、松本卓也、古木将也(20歳の国)、湯口光穂(20歳の国)、西村ヒロチョ
■スタッフ:
芸術監督:湊裕美子
舞台監督:TASKO inc.
照明:山内祐太
音響:アラベスク
舞台美術:窪田将宏(フジアール)
衣装:雨宮愉子
演出助手:平戸麻衣
宣伝美術:加藤和博
宣伝写真:永峰拓也
プロデューサー:北畠秀昭 須永彩花 滝口絢佳
制作協力:山田恵理子
広報宣伝:大谷靖徳
企画・製作:(株)よしもとアクターズ
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