ロアッソ熊本 巻誠一郎の引退試合! 来年1月に巻フレンズvs元日本代表ドリームチーム

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2019.11.29
来年1月に引退試合を行う巻誠一郎氏

来年1月に引退試合を行う巻誠一郎氏

2006年ドイツワールドカップなどで日本代表を務めた、巻誠一郎が引退する――。

ロアッソ熊本は、昨シーズン限りで現役を引退した巻誠一郎の引退試合を、2020年1月13日(月・祝)にえがお健康スタジアムで行うことを発表した。

巻は2003年にジェフユナイテッド市原・千葉に入団すると、後の日本代表監督となるイビチャ・オシムの下で大きな成長を遂げる。2006年 ドイツワールドカップではサプライズで選出されて話題を呼んだ。その後はロシアと中国のクラブを経て、2011年に東京ヴェルディに加入。2014年にはロアッソ熊本に移籍した。

22日の時点で出場が決まっているのは、羽生直剛氏、中島浩司氏、中西永輔氏、西紀寛氏、土屋征夫氏の5名(※)。元チームメイトや日本代表で活躍した選手が集まる予定で、試合は巻フレンズと元日本代表ドリームチームの2チームに分かれて行われる。

※メンバーは変更になる場合あり

巻は引退試合に向けてこうコメントしている。

「私、巻誠一郎は2020年1月13日えがお健康スタジアムにて引退試合を開催させていただく事となりました。サッカーを通じて関わった方々は今の私にとって最高の財産となっています。サッカー選手として、これまで勝つこと、ファンに楽しんでもらうことだけを考えて来た自分でした。ただ、熊本震災の時から、サッカーサッカーだけで終わるものではないと、その時、サッカーのもつ本当の価値に気付かされたように思います。

最後に本物を熊本の子供たちに見てほしい!その背中を熊本の子供たちにもう一度見せたい!!だから僕の引退試合は熊本でやりたい!!僕のこの引退試合は、応援購入サービスにもチャレンジしたいと思っています。このプロジェクトでは、1人でも多くの熊本の子ども達を会場に招待したいと思っています。沢山の子ども達に夢に向かってボールを蹴ってほしい!!サッカーをしていない子ども達にも夢を追うことの先に、輝くステージが必ず待っていることを伝えたいと思っています。

僕のこれまでのサッカー人生、辛い時も苦しい時も楽しい時も数え切れない方々に支えていただきました。そして、この引退試合を僕のサッカー人生の通過点として、またこれからの僕の人生、これまで支えてくださった方々の思いを胸に、2020年1月13日最後、皆さんの前でスパイクを脱ぐことができたら幸せです」

イベント情報

『巻 誠一郎 引退試合』

 日時:2020年1月13日(月・祝)
 会場:えがお健康スタジアム (熊本県)

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