『時をかける少女』から自主短編映画、カメオ出演作まで　映画作家・大林宣彦さんを悼む作品群をスカパー!で放送

亡くなった映画作家・大林宣彦さんを悼む作品群が4月15日（水）からスカパー!の各チャンネルで順次放送されることがわかった。

大林さんは、テレビCMのディレクターとしての活躍を経て、1977年に『HOUSE／ハウス』で商業映画監督デビュー。80年代には自身の故郷である尾道を舞台にした“尾道三部作”『転校生』『時をかける少女』『さびしんぼう』を発表した。その後も数多くの作品を世に送り出し、2004年には紫綬褒章受章、 2009年には旭日小綬章受章、2019年には令和初の文化功労者に選出。2016年に肺がんで余命3ヶ月と宣告されるも、治療・闘病を続けながら映画を撮影し続け、最新作『海辺の映画館―キネマの玉手箱』の封切り予定日（※公開は新型コロナウイルス感染拡大防止のため延期）である4 月10日（金）に82歳で息を引き取った。

WOWOWでは、そんな大林さんの作品群の中から、長編・短編やカメオ出演作まで、様々な関連作を放送。山口百恵と三浦友和共演の映画『ふりむけば愛』や代表作のひとつ『時をかける少女』のほか、短編映画『EMOTION＝伝説の午後・いつか見たドラキュラ』、自主短編映画『EMOTION＝伝説の午後・いつか見たドラキュラ』、初の16ミリ短編映画『喰べた人』といった作品までがラインナップされている。

詳細は、スカパー公式サイトなどで確認しよう。