《寄席鍋！》十四杯目は、「かぜうどん」 by 立命亭鯛團（立命館大学落語研究会）from 京都

第十四回　「かぜうどん」 by 立命亭鯛團（立命館大学落語研究会）

立命館大学三回生、立命亭鯛團（りつめいていだいまる）でお付き合いを願います。

関東落研連合さんからお誘いいただき、関西軍として参加する運びとなりました。見ての通り、京都出身京都育ちでございまして、、、なんとなく「見える！」「やっぱり！」と聞こえてきたような気がいたしましたが、まあ久しぶりに大きな声を出して落語をしますと喉が弱ってるようでですね、すぐ声が枯れてしまいまして。動画を撮った後は咳払いをずっとしてました。ある専門家によると、コロナによくないのは大声と咳払い……“３密”以前に必要以上に喉を使うようなことはせんほうがええんやなと思いました。

今回させていただきましたのは「かぜうどん」という一席で、これは上方のタイトルのようで江戸では「うどん屋」と呼ばれているようです。これは寒い冬の夜中のお話で、うどん屋を主人公に話は進んでいきます。今回は割愛させて頂きましたが酔っ払いなどとの掛け合いもあり、ぜひ機会があればフルバージョンで見て頂きたいお話です。

寒さと酔っ払いの対応につかれたうどん屋が寒い風に吹かれながら歩いていると、ひそかに呼ぶ声が……。それは博打・賭け事をしていた集団のメンバーで、一気に十杯も売れ、気をよくしたうどん屋が売り声を上げて歩いているところにまた小声で呼ぶ男がする。また大儲けと気を利かせて小声で対応するのだが……。

【立命亭鯛團 プロフィール】
りつめいていだいまる。京都市出身。立命館大学３回生。立命館大学落語研究会五十五代会長。大会（策伝・広瀬杯）、東西複数寄席出演。「平成学生落語列伝（エフエムあまがさき）」出演。【趣味】落語。釣り。お笑い。噺家さんと落語の世界観が好きです。

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