[韓国MUSICAL]リュ・ジョンハン、キム・ジュンヒョン、シン・ソンロク…『マタハリ』究極の男性主人公発表!

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2016.1.11
(写真左から)リュ・ジョンハン、キム・ジュンヒョン、シン・ソンロク

(写真左から)リュ・ジョンハン、キム・ジュンヒョン、シン・ソンロク

『モーツァルト!』『エリザベート』『レベッカ』『ファントム』など、多数のライセンスミュージカルを大ヒットに導いてきたEMKミュージカルカンパニーが初の創作ミュージカルに挑む『マタ・ハリ』の男性主人公となるラドゥ大佐役3人が発表された。

ラドゥ大佐は、第一次世界大戦中、フランス軍を勝利に導くためマタ・ハリをスパイに起用する人物。彼女への想いとの間で揺れる大佐役をリュ・ジョンハン、キム・ジュンヒョン、シン・ソンロクという韓国ミュージカル界をリードする究極の3人が演じることになった。特に、初演を必ずヒットさせる“興行保証小切手”と呼ばれているリュ・ジョンハンの出演は、作品への期待を膨らませずにはいられない。「世界に向けて私たちの創作ミュージカルの地位を高める助けになりたい。『マタ・ハリ』を通じて創作ミュージカルの自生力が強化されれば、俳優としてもやりがいとなるでしょう」と語っている。

日本で劇団四季のトップスターとして活躍後、『レ・ミゼラブル』ではジャン・バルジャンとして主演。韓国でも『ジャック・ザ・リッパー』を皮切りに『ジキル&ハイド』『アイーダ』など数々の大作で主演を張り、現在韓国版の『レ・ミゼラブル』ではジャベール役を演じているキム・ジュンヒョンは、本作への出演により韓国内外を問わず、彼の存在感を改めて印象づける契機となるだろう。

そして、映像界と舞台を行き来しながら活躍し、深みのある演技を見せているシン・ソンロクの出演にも注目だ。今夏上演された『エリザベート』ではトートを完璧に消化して、物語の完成度を高めたと評判になった。キム・スヒョン&チョン・ジヒョン主演ドラマ『星から来たあなた』で演じた悪役は話題を呼び、韓国内のみならず、中華圏でもグローバルな人気を謳歌しているだけに、グローバルな作品作りを目指す『マタ・ハリ』には好適のキャストと言える。

ミュージカル『エクスカリバー』『ボニー&クライド』『デスノート』などを手掛けたアイヴァン・メンチェルがシナリオを担当、『ビューティフル:キャロル・キングミュージカル』で2015年度グラミー賞でベストミュージカルアルバム賞を受賞したジェイソン・ハウランドが編曲に参加。また、韓国最高の音楽監督キム・ムンジョンなど、豪華スタッフが世界的な競争力をもつ作品に創り上げる予定だ。

『マタ・ハリ』は第一次世界大戦時に、フランスとドイツの二重スパイとなり、フランス当局に逮捕され、銃殺された踊り子マタ・ハリの実話をもとにした物語。パリにいまも現存するキャバレー「ムーラン・ルージュ」で当時、人気の踊り子だったマタ・ハリは、官能的な踊りとエキゾチックな容姿で人気を博していたという。マタ・ハリ役には、オク・ジュヒョンがすでに出演を確定しているが、彼女のドラマチックな半生を、フランク・ワイルドホーンの音楽と20世紀初頭のパリを再現したセットで、これまでにはなかった最高水準のミュージカルになると期待されている。

韓国ミュージカル界の期待を背負った『マタ・ハリ』は2016年3月から、ブルースクエア サムソン電子ホールで開幕。


【公演情報】
ミュージカル『マタ・ハリ』(마타하리)
2016年3月29日~6月19日
ブルースクエア サムソン電子ホール
(プレビュー公演:3月25日~27日)
<出演>
●マタ・ハリ役:オク・ジュヒョン
●ラドゥ大佐役:リュ・ジョンハン、キム・ジュンヒョン、シン・ソンロク
作曲:フランク・ワイルドホーン
演出・脚本:アイヴァン・メンチェル
編曲:ジェイソン・ハウランド
音楽監督:キム・ムンジョンほか


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