東京芸術劇場、世界の舞台芸術をけん引する芸術監督による国際オンライン会議を開催 収録動画を無料で公開配信
東京芸術祭2020 芸劇オータムセレクション・スペシャルエディション 『芸術監督国際オンライン・ミーティング』
2020年11月、東京芸術劇場の企画制作にて世界の舞台芸術をけん引する芸術監督による国際オンライン会議『芸術監督国際オンライン・ミーティング』が2回にわたり行われ、その収録動画が無料で公開配信される。
本企画は、東京芸術劇場では、東京芸術祭2020・芸劇オータムセレクション スペシャル・エディションとして行われるもの。東京芸術祭は、「東京がさまざまな回路を閉ざさないために、国際的な舞台芸術のフェスティバルは必要」と考え、今年度の開催を決定。それを踏まえ、東京芸術祭及び東京芸術劇場は、今年協働予定だった、または‶芸劇″と縁の深い、世界で活躍する芸術監督をオンライン上に招きいてミーティング・セッションを行い、後日、そのセッションの模様を無料動画配信する。日本側ホストとして、東京芸術劇場芸術監督・野田秀樹の参加が決定。この状況でなければ一堂に会することが叶わない豪華な顔合わせで、舞台芸術の現在と将来を語りあう。
配信は、劇場WEB サイト内「芸劇Channel」とYouTube「芸劇チャンネル」でも公開予定だ。
SESSION 1:舞台芸術家は今、何をめざすか。
全世界的なパンデミックで、さまざまな社会活動が制約された今、世界をリードするアーティストたちは、どのような言葉を発するのか。イヴォ・ヴァン・ホーヴェ、トーマス・オスターマイアーという世界の演劇をけん引する二大演出家と、フランスのダンス専門国立劇場として世界のトップカンパニーに場を与えるシャイヨ ー劇場の芸術監督ディディエ・デシャン 、そして 野田芸術監督が初めて一堂に会します。今、 アーティストは何を生み出そうとしているのか、 必見です。
■配信:2020年11月20日(金)~12月6日(日)予定
■ゲスト・ パネリスト:
ディディエ・デシャン(パリ・国立シャイヨー劇場/フランス)
トーマス・オスターマイアー(ベルリン・シャウビューネ/ドイツ)
イヴォ・ヴァン・ホーヴェ(インターナショナル・シアター・アムステルダム/オランダ)
■ホスト・パネリスト:野田秀樹(東京芸術劇場/日本)
■モデレーター:オクタビアン・サイウ(演劇評論家)
SESSION2:世界の芸術祭の今、そしてこれから。
コロナ禍により国境を越えた人の行き来が制限されている今年、従来通りの実施が不可能となり、中止や別形態での実施を余儀なくされた国際芸術祭。ヨーロッパ最大のフェスティバルの一つであるシビウフェスのディレクター、アジアの国際フェスティバルとして優れた活動を展開する TIFA のディレクターを招き、情報交換、ディスカッションを行うとともに、 他のフェスティバル、劇場、アーティストのビデオメッセージも紹介します。
■配信:2020年11月24日(火)~12月6日(日)予定
■ゲスト・ パネリスト:
コンスタンティン・キリアック(シビウ国際芸術祭/ルーマニア)
劉怡汝(台湾 國家表演藝術中心國家兩廳院/台湾)
■ホスト・パネリスト:野田秀樹(東京芸術劇場/日本)
■モデレーター:オクタビアン・サイウ(演劇評論家)
イベント情報
SESSION 1: 舞台芸術家は今、何をめざすか。
配信予定期間:2020年11月24日(火)~12月6日(日)
SESSION 2: 世界の芸術祭の今、そしてこれから。
言語:日本語、英語 両チャンネルあり
配信アドレス:劇場WEB サイト内<芸劇Channel> www.geigeki.jp/
(YouTube<芸劇チャンネル>でも公開予定)
助成:令和2 年度 文化庁 国際文化芸術発信拠点形成事業(芸劇オータムセレクション)
制作進行:合同会社syuz’gen
企画制作:東京芸術劇場