「能」をキーワードに読み解く2人の文豪 みんなのシリーズ第六弾『能でよむ 〜漱石と八雲〜』10/3あうるすぽっとで上演

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2021.9.29
『能でよむ〜漱石と八雲〜』

『能でよむ〜漱石と八雲〜』

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2021年10月3日(日)あうるすぽっと(東池袋)にて、みんなのシリーズ第六弾『能でよむ 〜漱石と八雲〜』が上演される。「能」をキーワードに読み解く二人の文豪、夏目漱石と小泉八雲の奇妙な縁。2つの聲と三味線・琵琶の音色で紡ぐ「語り」の世界となる。

みんなのシリーズ第五弾『能でよむ ~漱石と八雲~』 (2020 年度)より  撮影:川面健吾

みんなのシリーズ第五弾『能でよむ ~漱石と八雲~』 (2020 年度)より  撮影:川面健吾

出演は安田登、玉川奈々福、塩高和之、聞き手は、木ノ下歌舞伎を主宰する木ノ下裕一が務める。

あうるすぽっとのほど近く、夏目漱石の小説「こゝろ」の舞台にもなった豊島区の雑司ケ谷霊園には、明治時代を代表する二人の文豪、夏目漱石と小泉八雲のお墓がある。漱石と八雲にはいくつかの共通点があり、そのひとつが“能”。安田はこの共通点に着目し、二人が愛した"能"というフィルターを通して作品を立ち上げる。

また、障害の有無に関わらず“みんな”でご覧いただけるよう、鑑賞補助のための字幕や音声ガイドなどアクセシビリティも充実。手話を織り交ぜて演じる「『吾輩は猫である』鼠の段」は必見。

公演の後には、能の愛好家・研究家としても知られ自身も謡を嗜むいとうせいこうを迎え、安田木ノ下の3名で好奇心の赴くままにスペシャルトークを繰り広げる。

公演情報

みんなのシリーズ第六弾『能でよむ 〜漱石と八雲〜』
 
【日程】2021年10月3日(日)公演 14:00開演/スペシャルトーク 17:00開演
○公演『能でよむ〜漱石と八雲〜』
【出演】安田 登 玉川奈々福 塩高和之
【聞き手】木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎主宰)

○スペシャルトーク ※観劇サポート手話通訳付き
【出演】安田 登 木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎主宰)
【スペシャルトークゲスト】いとうせいこう 【司会】九龍ジョー

料金】全席指定(税込)
○公演:大人 2,500円 U24(24歳以下) 1,800円(入場時確認あり)
子ども(小学生以下) 500円(年齢確認証要提示) 障害者割引 1,800円(介助者1名まで同額/障害者手帳要提示)
○スペシャルトーク:一般 1,800円 豊島区民※1)・U24・障害者割引 1,500円
※1)豊島区民割引(在住、在勤・在学)は、としまセンターにて前売のみ取扱
※未就学児入場不可 ※東京芸術祭センターでの取扱あり

 
【協力】特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク/
一般社団法人日本障害者舞台芸術協働機構/Palabra 株式会社
【助成】文化庁 文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)/
独立行政法人日本芸術文化振興会
【主催】公益財団法人としま未来文化財団/豊島区/東京芸術祭実行委員会
 
■公式サイト:https://www.owlspot.jp/

<新潟公演>
【日程】2021年10月24日(日)
【会場】りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 https://www.ryutopia.or.jp/
【お問合せ】りゅーとぴあ専用ダイヤル TEL: 025-224-5521 (11:00〜19:00/休館日除く)
 
<熊本公演>
【日程】2021年11月6日(土)
【会場】熊本県立劇場 演劇ホール https://www.kengeki.or.jp/
【お問合せ】熊本県立劇場 TEL: 096-363-2233(代表)
 
演目:『夢十夜』より「第一夜」 原作:夏目漱石
『吾輩は猫である』鼠の段 原作:夏目漱石 ※手話付き上演
『破られた約束』 原作:小泉八雲
*演目は、昨年度、新型コロナウイルス感染拡大防止のため「おうちで見よう!あうるすぽっと 2020 夏」の一環とし
て動画配信した作品と同じ内容となります。
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