TVアニメ『アンデッドガール・マーダーファルス』放送決定 ティザービジュアル&PV、メインスタッフ・キャスト公開

ニュース
動画
アニメ/ゲーム
2023.3.22
 (c)青崎有吾・講談社/鳥籠使い一行

(c)青崎有吾・講談社/鳥籠使い一行

画像を全て表示(4件)

3月22日に行われたフジテレビアニメラインナップ発表会2023にて、TVアニメーション『アンデッドガール・マーダーファルス』が2023年7月より「+Ultra」にて放送されることが発表された。合わせてティザービジュアルとティザーPV、メインスタッフ、キャスト情報も公開された。


本作は、青崎有吾による小説のアニメ化。現在小説が3巻、友山ハルカによるコミカライズが『月刊少年シリウス』(講談社)で連載中で3巻まで発売されている。

首から下がない不老不死の美少女探偵・輪堂鴉夜が、“鬼殺し”の異名を持つ半人半鬼の真打津軽と、彼女に付き従うメイドの馳井静句と共に、怪物専門の探偵 “鳥籠使い”として数々の事件を解決しながら、鴉夜の奪われた体を探してヨーロッパを巡る物語。

アニメーションスタッフは監督を畠山守、シリーズ構成を高木登、キャラクター原案を岩本ゼロゴ、アニメーション制作をラパントラックが担当する。

そしてキャストとして輪堂鴉夜を黒沢ともよ、真打津軽を八代 拓、馳井静句を小市眞琴が演じることも発表された。原作の青崎有吾、そして各キャストからのコメントも届いている。

<原作:青崎有吾コメント>
Q. TVアニメ化が決まった時の感想をお聞かせください。

電話をくれた担当編集さんに「主人公ってテレビに映して大丈夫なんですか?」と聞きました。

Q. これから作品を知る方や作品のファンの皆様にメッセージをお願いいたします。

おっ、なんだなんだ、けっこう面白いぞ、と驚いてもらえるような作品になっていると思います。原作既読の方も、そうでない方も、ご期待ください。

◆輪堂鴉夜(CV:黒沢ともよ)

(c)青崎有吾・講談社/鳥籠使い一行

(c)青崎有吾・講談社/鳥籠使い一行

怪物専門の探偵。この世に一人しかいないと言われる”不死”という生き物で、九百四十七年間生きている。ある日、襲撃を受け、奪われた体を取り戻すためヨーロッパを旅することに。一人では動くことが出来ないため、普段は鳥籠に入って持ち運ばれている。

<黒沢ともよコメント>
Q. キャラクターの印象や、ご自身のキャラクターに決まった時の感想をお聞かせください。

とても嬉しかったと同時に2022年はこの作品が最難関になるなと武者震いをした記憶があります。本作はオーディションにエントリーさせていただいて合格をいただいた形だったのですが、オーディションで言った長台詞がとにかく難しくて…。監督も音響監督も是非ご一緒させていただきたいと願い続けていた念願の方なので「どうしてもやりたい」という気持ちと「こんなに難しいセリフ毎回言うなんて私では役不足」という思いが錯綜していました。クビにならずに収録が進んでよかったです。いや、もともと首しかないのですけれど。

Q. 作品への意気込みなどファンの皆様にメッセージをお願いいたします。

原作小説を拝読したときに感じたあの高揚感や背徳感をそのままに、監督をはじめとしたクリエイターの皆さまのセンスが加わるとこうも世界は息づくのかと息を呑みました。私もできうる限りの精一杯で取り組んだ作品ですのでぜひ晩酌のお供によろしくお願いいたします。オトナの皆様のためのお伽噺と存じます。

◆真打津軽(CV:八代 拓)

(c)青崎有吾・講談社/鳥籠使い一行

(c)青崎有吾・講談社/鳥籠使い一行

半人半鬼の青年で鴉夜の助手。“鬼殺し”として見世物小屋で働いていた。飄々とした性格で、鴉夜を師匠と呼び、時折二人で軽快な会話を繰り広げる。“鬼”の特性を持っているので戦闘能力が非常に高い。完全に鬼になってしまわないように、”不死”である鴉夜の唾液を定期的に摂取することで、進行を食い止めている。


<八代 拓コメント>
Q. キャラクターの印象や、ご自身のキャラクターに決まった時の感想をお聞かせください。

僕が演じます真打津軽というキャラクターは、半人半鬼の身体をもつ人物で、そうなる過程も含めてとてもじゃありませんが笑えない過去を背負っています。しかしそんな人生こそ最高の芸と笑い飛ばす精神、更には口が達者で噺家のような一面ももっています。飄々としていて、何か考えているようで考えていない、考えていないようで考えている…存在自体が冗談みたいな食えない男。役に決まった時から、演じることがずっと楽しみでした。

Q. 作品への意気込みなどファンの皆様にメッセージをお願いいたします。

この作品を読ませていただいた時から、演じることを抜きにしても、アニメになったらどのように表現されるのか、いちファンとしてワクワクしていました。ミステリーはもちろん、アクションや人間ドラマなど、様々な要素が絡み合いながらも、最後はタイトル通りお洒落な喜劇に幕を閉じる。本当に大好きな作品です。是非たくさんの方に観ていただけたら嬉しいです。

◆馳井静句(CV:小市眞琴)

(c)青崎有吾・講談社/鳥籠使い一行

(c)青崎有吾・講談社/鳥籠使い一行

鴉夜に仕えるメイド。一族の家訓として生まれた時から鴉夜に仕えている。鴉夜に対する忠誠心は高く、普段はクールで寡黙だが、津軽のことは邪険に扱っている。銃と刀を合体させた特殊な武器“絶景(たちかげ)”を持ち歩く。

<小市眞琴コメント>
Q. キャラクターの印象や、ご自身のキャラクターに決まった時の感想をお聞かせください。

第一印象は物静かでクールな女性でした。傀儡である事を家訓とする彼女ですが、原作を読み進めていくうちに鴉夜様のことが大好きすぎて津軽に嫉妬したり、意外と反射的に手が出たりと、実はとても人間的で可愛いらしい人なんだなと感じました。表情は動かずとも心は常に動いている。そんな魅力溢れる彼女を演じさせていただけることが、本当に嬉しいです!

Q. 作品への意気込みなどファンの皆様にメッセージをお願いいたします。

お話も演出もとにかく面白いです!本格ミステリーでありながら様々な要素が入り混じり、アニメーションでありながら舞台を観ているような…このなんとも独創的で奇々怪々な喜劇を、早く皆様にご覧いただきたいです。静句役としましては、登場人物達の小気味な会話の中にスッと挟む言葉の一つ一つを、大切に演じていきたいと思います。

公式HP、公式Twitterも開設されているので、フォローしておきたい。TVアニメ『アンデッドガール・マーダーファルス』は7月よりフジテレビ「+Ultra」ほかにて放送予定。
 

放送情報

TVアニメ『アンデッドガール・マーダーファルス』

2023年7月よりフジテレビ「+Ultra」ほかにて放送予定
■STAFF:
原作:青崎有吾「アンデッドガール・マーダーファルス」(講談社タイガ刊)
監督:畠山 守
シリーズ構成:高木 登
キャラクター原案:岩本ゼロゴ
キャラクターデザイン・総作画監督:伊藤憲子
サブキャラクターデザイン・総作画監督:小園菜穂
音楽:yumayamaguchi
音響監督:若林和弘
アニメーション制作:ラパントラック
■CAST:
輪堂鴉夜:黒沢ともよ
真打津軽:八代 拓
馳井静句:小市眞琴
公式HP:https://undeadgirl.jp
公式Twitter:@undeadgirl_PR

【原作情報】
「アンデッドガール・マーダーファルス」(講談社刊)既刊3巻好評発売中

(c)青崎有吾・講談社/鳥籠使い一行
シェア / 保存先を選択