祝5周年『from ARGONAVIS』プロジェクト発表会で新バンド情報解禁! SHIN&林 勇が参戦

レポート
アニメ/ゲーム
2023.5.17

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アニメ、コミック、声優によるリアルライブなど様々なメディアミックスを展開するボーイズバンドプロジェクト「from ARGONAVIS(フロム アルゴナビス)」が10日、公式ファンクラブ会員を招きZepp Hanedaにて『from ARGONAVIS プロジェクト発表会 ~THANKS 5th NAVIVERSARY~』を開催。発表会には七星 蓮役の伊藤昌弘、五稜結人役の日向大輔、的場航海役の前田誠二、旭 那由多役の小笠原 仁、曙 涼役の秋谷啓斗、界川深幸役の宮内告典、FELIX役のランズベリー・アーサーが参加した。

プロジェクトの5周年を記念して開催された本発表会では、キャラクターの新ビジュアルの公開や、新作ボイスドラマの配信決定やライブ情報など新情報が次々と明かされ、会場に集まったファンは大盛り上がり。声出しOKのイベントで一番の歓声が会場を包み込んだのは新バンド「ST//RAYRIDE(ストレイストライド)」の発表時だった。ST//RAYRIDE(通称:ストスト)は、大阪出身の2人組ロックバンドで、ボーカルの淀川麟太郎を元ViViDのボーカリスト・SHIN、MCの天王寺龍介を声優の林 勇が務める。発表会一発目の新情報解禁でファンを驚かせただけでなく、SHIN、林の2人がサプライズゲストとしてステージに登場すると、会場のボルテージは急上昇。SHINは「自分の声が歌以外で流れてくるのは不思議な感覚ですが、すごくうれしいです」と笑みを浮かべ、林は「ストストという名前だけでも覚えて帰ってや!」と関西弁で呼びかけ、歓迎の拍手を浴びていた。

SHINはプロジェクトへの参加を待ち望んでいたという。チャンスが巡ってきたオーディションに向け、親交のあるアーサーや林から特訓を受けていたという裏話が飛び出す場面も。特訓時には林が相手役を務めることは決まっておらず「今、この場に立てていることをすごくエモーショナルに感じています」としみじみ語ったSHIN。このコメントに林は「巡り合わせでアーティストとしてタッグを組ませていただくことに縁を感じています」とニッコリ。人気コンテンツに新バンドとして参加する意気込みを尋ねられると「全力で頑張っていきたいです!」と気合を見せていた。

初のオリジナル楽曲「STRAYDASH//STARTDASH」の作詞を手掛けたZAQ、作曲&編曲を手掛けた飯塚昌明(GRANRODEO e-ZUKA)からはコメントも到着。飯塚は「2人の歌がすごくかっこいい。早くライブで聴きたいです!」と語り、ZAQは「普段はチャラい雰囲気なのに、マイクを持ったらバッチバチに決まるギャップのかっこよさを歌詞で表現しました。ライブで叫びたくなるコーラスが随所に散りばめられています。ストストの成長が楽しみです」とファンの期待をより高める言葉を寄せていた。林は「ストストとして最初に打ち出すにはふさわしい楽曲。唯一無二の楽曲ができました」と胸を張り、SHINも「歌詞にストストの2人のこれまでが込められている感じがすごくいいです」とかなりお気に入りの様子。また、林の歌唱力について「歌が抜群にうまいのは知っていたけれど、ラップを聴いたのは始めて。すごくかっこいいです」と太鼓判のSHIN。林も「SHINさんめちゃくちゃうまいです」と一発目からかなりレベルの高い楽曲に仕上がっていることを明かし、ファンの期待を煽っていた。

新バンド「ST//RAYRIDE」の2人が加わり、合計6バンド27キャラクターとなった「from ARGONAVIS」の新ビジュアルも公開。さらに、アルゴナビス「キミが見たステージへ」の公式サイトもオープンし、各バンドが所属するレーベルも紹介されている。GYROAXIA(ジャイロアクシア)の新ビジュアルについて小笠原は「これまでのビジュアルを引継ぎつつ、ちょっとずつ雰囲気が変わったところもあって新たなジャイロの“尖り”が見えています」とまじまじと見つめながら、「深幸の髪が伸びた」「涼ちんの左右対称の衣装もいい!」などと細かいところまでチェック。さらに自身が担当する那由多の指を立てているお馴染みのポーズについて「これは僕が提案しました」と裏話明かす場面もあった。

また、発表会では風神RIZING!(フウジンライジング)の神ノ島風太役の中島ヨシキ、εpsilonΦ(イプシロンファイ)の宇治川紫夕役の榊原優希からの動画メッセージも流れ、中島は新バンド・ストストの発表について「いったい会場がどんな盛り上がりになっているのか、僕自身もワクワクしています。2人が入ることによる刺激を受け取って、共にいい音楽、いいコンテンツ作りをして行きたいです」と語り、ボイスドラマに触れ、切なさを感じつつもこの先の展開が気になりすぎるという榊原は「今後も温かい目でプロジェクトを見守ってください」と呼びかけた。

新ビジュアルが「めちゃくちゃかっこいい」という声の多かったFantôme Iris(ファントムイリス)の新作ボイスドラマの配信も決定。タイトルはfrom ARGONAVIS メインストーリー第二部 第二章『La fin du rêve-残英-』。これまで詳しく描かれていなかったFantôme Irisがレーベルに所属することになった経緯を知ることができる物語となっているそうだ。

さらに開発中の新作アプリ「アルゴナビス-キミが見たステージへ-」の詳細をチラ見せするコーナーも。新作アプリはバンド育成ゲームとなっており、Live2Dでキャラクターが動くものと説明されると「Live2Dって何?」と首をかしげるメンバーたち。タップするとキャラクターが動くものがLive2Dだそうで、発表会ではまだ声の入っていない制作途中のサンプル画面を公開し、日向がアドリブでの生アフレコに挑戦。アプリの楽しさをプレゼンし発表会を盛り上げた。また、ちびキャラのデザインも新しくなり、よりポップな印象に仕上がっている。本アプリ内では、これまでの音楽やストーリーを振り返ることができ、「キミステ」の世界をより楽しめるコンテンツが多数収録予定。楽曲ストーリーなども盛り込まれるそうなので、リリースまで楽しみに待とう。

発表会ではライブに関する新情報も。8月にはGYROAXIAのツアー『GYROAXIA LIVE TOUR 2023 KICK-START』の開催が決定。Fantôme Irisがゲストアクトとして参加する日もあり、早速同レーベル内での対バンが実現した。さらに現在ツアー中のArgonavisと8月にツアーを開催するGYROAXIAによるWツアーファイナル『Argonavis × GYROAXIA LIVE 2023  スタートライン × KICK-START』の開催も決定。伊藤が「2年ぶりのツーマンライブ。声を出せるようになった状態でのツーマンはアツい!」と満面の笑みを浮かべ、「お互いにツアーを経て成長した中でのツーマン。みなさんにもいい思い出を作っていただきたいです!」とファンに呼びかけると、会場は期待のこもった拍手に包まれた。

発表会のラストは約20分に渡るミニライブも開催され、新情報が次々と飛び出し大いに盛り上がったプロジェクト5周年記念発表会をアツく締めくくった。

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