鈴木福、川平慈英らミュージカル『カラフル』が開幕 舞台写真&コメントが到着
手前・左 から、鈴木福、川平慈英 撮影: NAITO
2023年7月22日(土)世田谷パブリックシアターにてミュージカル『カラフル』が開幕した。
本作は、直木賞作家・森絵都の累計発行部数120万部を超えるベストセラー小説「カラフル」(第 46 回産経児童出版文化賞受賞)を原作として、株式会社アミューズと世田谷パブリックシアターの共同制作でおくる新作のオリジナルミュージカル。大きな過ちを犯して死んだ主人公<ぼく>は、ガイド役の天使・プラプラに導かれて、自殺を図った“ある中学生”の体に乗り移って再び生きることになる。“彼”を取巻くさまざまな問題に直面する中で、思春期ならではの大人に対する不信感や、孤独感、恋愛や家族、将来への不安など、多くの悩みや葛藤と向き合い成長していく。
左から、鈴木福、 加藤梨里香 撮影: NAITO
手前・ 中央・ 左から、鈴木福、川平慈英 撮影: NAITO
脚本・作詞・演出を担うのは世田谷パブリックシアター初登場となる小林香。「カラフル」をミュージカル化するにあたり小林は、原作ではいわゆる【天使】として登場する主人公のガイド役・プラプラを【プラプラと、さまざまに姿を変えて真を見守る存在】と捉え直すことで、子どもも大人も楽しめる歌と踊りがふんだんに盛り込まれたミュージカルならではの新たな『カラフル』を生み出す。作曲・編曲は、ミュージカルのみならず、TV や映画、アニメ、CM、ラジオ、式典など多岐にわたるジャンルで活躍する大嵜慶子。
左から、 川久保拓司 、鈴木福 撮影: NAITO
左から、 本田大河 、 彩乃かなみ 撮影: NAITO
主人公<ぼく>を演じるのは、幼少期から類稀な才能を発揮し、近年は映像作品のみならずラジオやナレーションなど多方面で活躍する鈴木福。さまざまに姿を変え主人公を導くガイド役のプラプラを演じるのは、『雨に唄えば』(第 4 回読売演劇大賞男優賞受賞)や『ビッグ・フィッシュ』(第 45 回菊田一夫演劇賞受賞)などのミュージカルをはじめ数々の名舞台に出演しているほか、映像作品でも唯一無二の個性を発揮し続ける、言わずと知れたエンターテイナー川平慈英。そして、再び生きることになった主人公の母と父は、これまで小林演出のミュージカル作品にも出演をしており信頼が厚い彩乃かなみと川久保拓司がそれぞれ演じる。ほか、加藤梨里香、百名ヒロキ、石橋陽彩、菊池和澄と、舞台・ミュージカル界を中心に注目される実力派の若手キャスト陣が集結した。
左から、 彩乃かなみ 、 鈴木福 、 百名ヒロキ 、 川久保拓司 撮影: NAITO
ミュージカル『カラフル』は、8月6日(日)まで世田谷パブリックシアターにて上演。ほか、兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、茨城・水戸芸術館 ACM 劇場、愛知・春日井市民会館 にてツアー公演あり。
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