関東大学ラグビー伝統の国立対決！ 早慶戦は11/23、早明戦は12/3キックオフ

『2023年関東大学ラグビー秋季公式戦』で、関東対抗戦 Aグループの早稲田大学vs慶應義塾大学戦が11月23日（木・祝）、明治大学vs早稲田大学戦が12月3日（日）、それぞれ国立競技場 （東京都）で行われる。

両試合は関東大学ラグビーでは伝統の国立対決で、中でも注目されるのは今年が創部100周年の明治大学。秋季公式戦を前にした7月16日には、創部100周年式典と祝賀会を開催し、対抗戦での優勝と、その先にある大学日本一を誓った。

ライバルは早稲田大学だが、その対決を前に立ちはだかるのが、対抗戦・大学選手権ともに2連覇中の帝京大学だ。昨年の明治大学は対抗戦で13－29と敗れている。今年は11月19日（日）に対戦するが、記念イヤーだけに何としても負けられない。

明治大学は帝京大学とともに今年の大学春季大会を無敗で終えているが、得失点差で2位となっている。この大会での両校の対戦は、6月3日に静岡で予定されていたが、台風の影響で中止となっていた。

その後、明治大学は8月の練習試合で帝京大学と対戦し、この時は21－38で敗れている。11月の対戦では、そこで見つかった課題をクリアにして、必勝を期していることだろう。

一方、早稲田大学は11月5日に帝京大学と対戦しており、21－36で敗れて優勝争いからは一歩後退した形となっている。しかし、今回が100回目となる早慶戦を早稲田大学が制し、明治大学も帝京大学に勝てば、12月3日の伝統の1戦が”天王山”にもなり得る。

終盤になって節目の試合が続く関東大学対抗戦。ラガーマン憧れの国立を舞台に行われる激闘を、しっかりと目撃したい。