横山拓也がシス・カンパニーに書き下ろし、『やなぎにツバメは』詳細情報＆ビジュアルが公開～出演は大竹しのぶ木野花林遣都松岡茉優浅野和之段田安則

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シス・カンパニー『やなぎにツバメは』ヴィジュアル（左から）林遣都木野花段田安則大竹しのぶ浅野和之松岡茉優

シス・カンパニーは、2025年3月に東京・紀伊国屋ホールにて、また同4月に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて、劇作家・横山拓也の新作書き下ろし『やなぎにツバメは』を上演する。

本年度（2024年度）の鶴屋南北戯曲賞を受賞し、益々注目が集まる横山がシス・カンパニーに書き下ろすのはこれが初。出演には、大竹しのぶ、木野花、林遣都、松岡茉優、浅野和之、段田安則という豪華な顔合せが実現。そして演出を手掛けるのは、横山拓也とのタッグでも評価が高く、また、数多くのシス・カンパニー公演でその手腕を発揮してきた寺十吾。

このほど公演の宣伝ビジュアルも公開となった。カラオケに興じる熟年男女4人と若者たちの表情や雰囲気が上演への期待感を高める。何気ない日常の中で、さり気なく繰り広げられていく会話の積み重ね。そして、その展開から、男女6人それぞれの、どのようないきさつが浮かび上がるのか……。人生は続き、いくつになっても悩みや厄介ごとの種は尽きないもの。でも、歌って、笑って、ときめいて、恋して、泣いて……そんな大人の事情が胸に沁みてくる、何物にも代え難い極上のひと時が綴られていく。

【イントロダクション】
美栄子（大竹しのぶ）、洋輝（段田安則）、佑美（木野花）の３人は、約20年前、美栄子の母ツバメが経営する「カラオケスナックつばめ」で知り合った。当時、美栄子は日中働きながら、夜、店を手伝い、店の常連で年の近い洋輝と佑美と仲良くなった。3人にとって店は特別な場所だった。美栄子が夫• 賢吾（浅野和之）と離婚話になった時、洋輝が妻を病で亡くした時、佑美が仕事で悩んでいた時、いつもこのスナックで励まし合った。この物語は、美栄子の母ツバメの葬儀の夜から始まる。そこに、洋輝の息子• 修斗（林遣都）、美栄子の娘• 花恋（松岡茉優)も集まって……。