須賀健太がウルトラマンオーブと握手! 『ウルトラヒーローズ THE LIVE アクロバトル クロニクル 2016』スペシャルトークイベントをレポート
『ウルトラヒーローズ THE LIVE アクロバトル クロニクル 2016』の東京公演直前スペシャルトークイベントが、2017年1月11日に東京秋葉原のアニON STATIONで行われた。
“アクロバトル”は、超人的アクロバット能力をもつ新ウルトラ警備隊「アクロバトルユニット」が、ウルトラヒーローと共に時空を超えた戦いを繰り広げるライブショーだ。アテネオリンピック金メダリストの中野大輔氏や、パルクールパフォーマーのZEN氏などを起用した高レベルなアクションと、親子の絆を描く重厚なストーリーが融合し、大人も子供も家族みんなで楽しめる、全く新しいタイプのヒーローショーを楽しめる。
今回のトークイベントには、スペシャルゲストとして『ウルトラヒーローズ THE LIVE アクロバトル クロニクル 2016』東京公演にゲスト出演が決まっている、俳優の須賀健太氏が登場。小粋なトークで人気急上昇中のマグマ星人と一緒に、ウルトラマンにかける想いや本公演への意気込みなどを語ってくれた。本稿ではトークショーの様子を、須賀さんへの直撃インタビューを交えて紹介する。
トークショーは、ウルトラマンに関する膨大な知識を持つマグマ星人が、須賀さんに質問する形で進行した。その中で須賀さんは、自分が俳優になったきっかけとして、幼い頃『電磁戦隊メガレンジャー』で同い年ぐらいの少年がヒーローに助けられるのを見て、母親に「なぜこの子は助けてもらえたの?」と聞いたところ、この子はテレビに出たいんだと勘違いされ、親が勝手に応募したというエピソードを披露。今でも特撮物が大好きな須賀さんは、特に『電磁戦隊メガレンジャー』や『仮面ライダー龍騎』がお気に入りそうだ。また『ウルトラマン』のキャラクターでは、『ウルトラマンガイア』に登場した「ウルトラマンアグル」が特に好きなのだという。
その後、観客の「オーブ!」の掛け声で、「ウルトラマンオーブ」も壇上に登場。テンションが上昇した須賀さんは、興奮した声で「ウルトラマンオーブ」について熱く解説していた。
そして話題は、須賀さんの好きな怪獣の話へとシフト。司会を務めるマグマ星人が激しく自分をプッシュする中、須賀さんは『ウルトラマンガイア』に登場した「ガンQ」と、『ウルトラマンダイナ』に登場した「ラセスタ星人」をピックアップ。ガンQは目玉に手足が生えた見た目のインパクトが、ラセスタ星人はその可哀想なストーリーが、特に心に残ったそうだ。
トークショーの最後には抽選会が開催され、須賀さんのサイン入りアクロバトル公式パンフレットを、幸運な3名の観客が手にしていた。
特撮好きな須賀さんだけに、かなり濃い内容の話となった今回のトークショー。特撮物をあまり知らない方は、『ウルトラヒーローズ THE LIVE アクロバトル クロニクル 2016』までにDVDやwebなどでチェックしておくと、より一層ショーを楽しめるのではないだろうか。最後に、今回のアクロバトルへの意気込みなどについて伺った、須賀さんへのインタビューの全てを紹介する。
――今回の舞台は『ウルトラマン』が題材ですが、須賀さんは『ウルトラマン』ではどの作品がお好きですか?
須賀健太氏(以下、須賀):『ウルトラマンガイア』ですね。ウルトラマンの中では、「ウルトラマンアグル」が好きです。僕は『ウルトラマン』『仮面ライダー』『戦隊ヒーロー』を勝手に三大特撮と呼んでいるのですが、今回の舞台でその3つ全てに出演できたことになるので、とても嬉しいです。
それと、弟も『ウルトラマン』のファンで、『ウルトラマンゼロ』を一緒に見たりしていました。今回、『ウルトラマン』のショーに出れたので、弟も喜んでくれたと思います。
――今回のショーでの役回りを教えてください。
須賀:研究員の役です。実際、アクロバットスーツを着て戦うことはありませんが、研究員の立場から、バトルをサポートする立ち位置になってくると思います。怪獣との接触もあるみたいですが、倒せるかはわかりません(笑)。せっかくなので戦いたいですね。
――今回のアクロバトルのようなライブショーに、他にも出られたことはございますか?
須賀:舞台はやらせていただいたことはありますが、ショーは初めてですね。いつもの舞台と異なり、小さいお子さんも来てくれるのかなと思います。子供たちがショーを見てどんなリアクションをしてくれるのか、今から楽しみです。
ヒーローショーは今まで見る側でしたので、まさか立つ側になるとは思いませんでした。僕が憧れていたヒーローを、立つ側できちんと演じられれば、そしてご家族みなさん笑って帰れるショーになるようお手伝いできればと思います。
――今年、2017年の抱負を教えてください。
須賀:1月1日に神社でお参りをしたのですが、おみくじを引いたら大吉だったんです! そのおかげで、いい年になるのかなと思っていますので、もっといろいろな作品にチャレンジしていきたいです。刺激的な見せ方のできる役者でありたいので、2017年はそれが叶う作品に出れたらと思っています。
――以前、子役としての自分を打破したいと仰っていましたが、今年はどのような役をやってみたいですか?
須賀:役者として、役柄の幅を見せていきたいというのが、最近の目標です。なので悪役と言いますか、ダークな殺人犯的な役柄からアットホームな内容の作品まで、ジャンルを問わず活躍できる役者を目指したいと思っています。
――恋愛物的な作品はいかがですか?
須賀:最近は、漫画や小説原作のラブストーリーが多いじゃないですか。でも、どうしてもそのオファーが来ないんですよね(笑)。ただ、一度はやってみたいですね。
――作品内では、どのような恋愛をやってみたいですか?
須賀:少女漫画のように、すれ違ってぶつかったところから始まる、古典的なものがいいですね。映像に残るものですから、それぐらいインパクトがあるものがいいですね。役柄としては、主人公ではなく、3番手ぐらいにいるヒロイン以外の子に実らない恋をしている役が多いと思いますが、それでもやってみたいです。
――昨年のお仕事で、特に心に残っていることはございますか?
須賀:舞台と映画のお仕事を並行して撮影してましたので、お互いの魅力と難しさを同時に知ることができたのが、大きな収穫でした。中でも、映画で中国人の役をやらせていただいたのですが、ほとんどが中国語のセリフでしたのでとても大変でした。iPadで中国語を聞いて、発音の練習をしていましたね。
――発音でNGを出されたことも?
須賀:ありますあります。本当に悔しかったですね。
―― 最後に、『ウルトラヒーローズ THE LIVE アクロバトル クロニクル 2016』の見どころを教えてください。
須賀:ウルトラマンたちの熱いバトルと迫力のアクロバット、それらを最先端の映像でお届けします。今使えるもの全てを結集したショーを、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。
(C)円谷プロ・フィールズ
開催期間:2017年1月28日(土)、29日(日) [1日3回、全6回公演]
会場:AiiA 2.5 Theater Tokyo [東京都渋谷区神南2丁目1.1]
料金:前売券[1階席]4,200円(税込)
当日券[1階席]4,500円(税込)
主催:TBS、円谷プロダクション、フィールズ
協力:キョードー東京 / 一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会
出演:[キャスト]中野大輔、ZEN、新島卓矢、中出康平、谷口洋行、898、Yuutarou ほか
[ヒーロー]ウルトラマンオーブ、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンギンガ、ウルトラマンエックス、ウルトラマンネクサス ほか
※全席指定・税込 (3歳以上有料。3歳未満でもお席が必要な場合は有料となります。)