ドレスや服飾品を約200点紹介 『ファッションとアート 麗しき東西交流』展が横浜美術館で開催
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ターナー[イギリス]「ドレス」1870年代 京都服飾文化研究財団蔵 リチャード・ホートン撮影
『ファッションとアート 麗しき東西交流』展が、2017年4月15日(土) ~ 6月25日(日)にかけて横浜美術館にて開催される。
1859年の開港以来、横浜は西洋の文化を受け入れ、日本の文化を海外に送り出す玄関口としての役割を担ってきた。本展では、19世紀後半から20世紀前半のファッションと美術に焦点を当て、横浜を一つの拠点とする東西の文化交流が人々の生活や美意識にどのような影響を及ぼしたのかを紹介する。
「昭憲皇太后着用大礼服」 1910年頃(明治末期) 共立女子大学博物館蔵
飯田髙島屋 「室内着」 1905(明39)年頃 操上和美撮影
ベール[フランス]「イブニング・ドレス」1919年頃 京都服飾文化研究財団蔵 林雅之撮影
会場では、横浜では初めての展示となる京都服飾文化研究財団(KCI)所蔵のドレスや服飾品約100点を中心に、服飾品、工芸品、絵画、写真など計約200点を紹介する。日本と西洋が互いの装いと生活の文化をどのように受容・展開し、新しい美を見出していったかを辿る内容となっている。
月岡芳年「風俗三十二相 遊歩がしたさう 明治年間 妻君之風俗」1888(明治21)年 35.6×24.1cm 京都服飾文化研究財団蔵
鏑木清方「嫁ぐ人」1907(明治40)年 絹本着色、一幅 182.8×115.4cm 鎌倉市鏑木清方記念美術館蔵 ※5月20日からの展示
ジュール=ジョゼフ・ルフェーヴル[フランス] 「ジャポネーズ(扇のことば)」 1882年 油彩、カンヴァス 130.8×90.2cm クライスラー美術館蔵 Gift of Walter P. Chrysler, Jr.
初代 宮川香山 「高浮彫桜ニ群鳩大花瓶」 明治時代後期 陶磁器 各 h.56.5cm 田邊哲人コレクション(神奈川県立歴史博物館寄託)
ルネ・ラリック[フランス] 「チョーカーヘッド《菊》」 1900年頃 金、エマイユ h.6.3×w.9.8cm 箱根ラリック美術館蔵 近藤正一撮影
会期:2017年4月15日(土) ~ 6月25日(日)
開館時間:10時~18時
*2017年5月17日(水)は20時30分まで
*入館は閉館の30分前まで
休館日:木曜日、5月8日(月)*5月4日(木・祝)は開館
会場:横浜美術館
観覧料:
先行ペア券/2,000円
*1セット2枚で2,000円
*販売期間:2017年1月15日(日)~2月14日(火)
一般 1,500円(前売 1,300円 / 団体 1,400円)
大学・高校生 900円(前売 700円 / 団体 800円)
中学生 600円(前売 400円 / 団体 500円)
小学生以下 無料
65歳以上 1,400円(要証明書、美術館券売所でのみ対応)
*会期中、一部展示替えがあります。